１）消防防災ヘリコプターの救急出動件数
令和５年中の消防防災ヘリコプターの救急出動件数は、
「一般負傷」が697件（対前年比８件
増、1.2％増）
、
「転院搬送」が559件（対前年比85件減、13.2％減）
、
「急病」が454件（対前年比13
件減、2.8％減）
、
「医師搬送」が374件（対前年比28件減、7.0％減）などとなっている（表21参
照）
。
過去10年における事故種別の救急出動件数と構成比の５年ごとの推移をみると、
「一般負傷」の
割合が増加している一方で、
「転院搬送」の割合が減少している（図22参照）
。
表 21 消防防災ヘリコプター救急出動件数と対前年比
令和５年
令和４年
事故種別
救急出動 構成比（％） 救急出動 構成比（％）
水難
35
1.4
29
1.1
交通事故
63
2.6
77
3.0
労働災害
75
3.1
79
3.1
一般負傷
697
28.7
689
27.1
急病
454
18.7
467
18.3
転院搬送
559
23.0
644
25.3
医師搬送
374
15.4
402
15.8
火災
1
0.0
4
0.2
自然災害
5
0.2
7
0.3
運動競技
4
0.2
2
0.1
加害
1
0.0
0
0.0
自損行為
21
0.9
24
0.9
その他の救急
140
5.8
122
4.8
合計
2,429
100
2,546
100

（単位：件）

対前年比
増減数
増減率（％）

6
▲ 14
▲ 4
8
▲ 13
▲ 85
▲ 28
▲ 3
▲ 2
2
1
▲ 3
18
▲ 117

20.7
▲ 18.2
▲ 5.1
1.2
▲ 2.8
▲ 13.2
▲ 7.0
▲ 75.0
▲ 28.6
100.0
0.0
▲ 12.5
14.8
▲ 4.6

※ 割合の算出に当たっては、端数処理（四捨五入）のため、割合の合計は 100％にならない場合がある。

図 22 消防防災ヘリコプター事故種別の救急出動件数と構成比の５年ごとの推移
転院搬送

平成15年

一般負傷

52.6

急病

19.4% 12.1％ 15.9％

43.6%

20

17.0%

35.9%

25

20.7%

30.3%

30
令和５年

23.0%
0

20.7%
28.7%

500

医師搬送

1,000

18.7%

2,087件

10.8%

28.6％

14.9%
21.8%

14.0%
13.9%

15.4% 14.2%

1,500

他（左記以外）

2,000

14.4%
13.3%

3,276 件
3,256 件
3,128 件

2,429 件

2,500

3,000

3,500

4,000
（単位：件）

※ 平成 15 年、20 年の医師搬送件数は不明である。
※ 割合の算出に当たっては、端数処理（四捨五入）のため、割合の合計は 100％にならない場合がある。

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