介護人材の確保について（介護職員の主な離職の要因及び主な離職防止対策）
○ 労働者側に介護職の離職理由を聞くと、「職場の人間関係に問題があったため」が一番多くなっている。

○ 早期離職防止・定着促進について、事業所側に「効果があった」施策を尋ねたところ、「仕事の内容は変えずに、労働時間や労働日を本人の
希望で柔軟に対応している」、「残業削減、有給休暇の取得促進、シフトの見直し等を進めている」の順となっている。

18.4%

15.6% 15.6%

13.2%
16.6%
19.9%

介護関係の仕事）をやめた理由

早期離職防止・定着促進に効果のある方策
（労働者調査、複数回答）

（事業所調査、複数回答）
32.1%

28.8%

34.3%

4.5% 4.1%
8.2% 7.8% 6.9%

能力や仕事ぶりをしっかり評価し、賃金な
どの処遇に反映している
本人の希望・能力開発・同僚との人間関係
などに配慮した配置（人事異動）を行って
いる
現場の裁量で自分たちの創意工夫を活かせ
るようにしている
職場のミーティング等で、介護の質を高め
るための価値観や行動基準を共有している
賃金水準を向上させている
仕事と家庭（育児・介護）の両立を支援す
るための、休業・休暇・短時間労働などの
法制度の活用を促進している
ハラスメントのない人間関係のよい職場づ
くりをしている
仕事上のコミュニケーションの円滑化を
図っている（上司との定期面談、定期的な
ミーティング、意見交換会など）
残業削減、有給休暇の取得促進、シフトの
見直し等を進めている

を本人の希望で柔軟に対応している

仕事の内容は変えずに、労働時間や労働日

自分に向かない仕事だったため

家族の介護・看護のため
人員整理・勧奨退職・法人解散・事業不
振等のため
新しい資格を取ったから

結婚・妊娠・出産・育児のため

自分の将来の見込みが立たなかったため

収入が少なかったため

他に良い仕事・職場があったため

方に不満があったため

法人や施設・事業所の理念や運営のあり

職場の人間関係に問題があったため

50
（資料出所）介護労働安定センター「令和５年度介護労働実態調査」

23.5% 22.6%
22.2% 21.4%
25.2%

26.3%