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資料10 参考資料 (97 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50604.html |
出典情報 | 「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(第3回 2/10)《厚生労働省》 |
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鳥取県 こうほうえんの取組事例(ICT機器導入で介護現場を変革)
1.基本情報
鳥取県米子市に法人本部事務局を置き、昭和62年から介護、保
育、障がいといった総合福祉サービスを提供している法人
地域との共生を経営の基本とし、常に地域との連携、地域ニー
ズを先取りした事業を展開
事業所数121、職員数2,316名(令和6年10月現在)
鳥取県内以外でも東京都区内(北区・板橋区・新宿区・練馬
区・品川区・江東区)にて複合型施設を運営
社会福祉法人として初めて、「ハイ・サービス日本300選」
「おもてなし経営企業選」に選定される。介護分野では初の日
本経営品質賞(JQA)を受賞
2.課題
複数端末の持ち歩きによる不便さ
職員はPHSや専用端末など複数の端末を使用が求められ、移動
中や作業中に操作が煩雑となり、ストレスが増していた
夜間の巡回業務の負担
職員が入居者の安全確認のために頻繁に巡回を行う必要があり
身体的負担や作業時間の増加が課題だった
見守り業務の効率化不足
利用者の状況を把握するためには直接居室を訪れる必要があり
複数の利用者の状況を確認する際には、各部屋を個別に訪問
するため、移動距離や労力がかかっていた
職員間の情報共有の課題
緊急時や業務中に職員同士で情報を迅速に共有する手段が限
られており、対応の遅れや連絡ミスが発生する場合があった
3.取組
機器管理の集約
iPhoneを導入し、ナースコールや見守り機器、記録システムの操作を
端末1台に集約
ICT環境の整備
Wi-Fi環境を強化し、各システムが安定稼働できる環境を構築
見守りセンサー「眠りSCAN」の導入
センサーで入居者の睡眠状態をモニタリングし、異常時に通知する仕組
みを整備
インカムの導入
職員間の迅速な音声情報共有を実現するため、ハンズフリーで利用可
能なインカムを採用
段階的な導入とトレーニング
職員が機器に慣れるよう、導入を段階的に行い、操作トレーニングを
実施
4.期待される効果
作業効率の向上
端末統合と効率的な業務遂行により、移動や操作の手間を削減
残業時間の削減
記録業務が効率化し、労働負担が軽減。
見守り業務の改善
居室訪問の移動距離を減らし、迅速で的確な対応を実現。
安全性の向上
異常通知による早期対応で入居者の安全を確保。
迅速な連携
インカムを活用した情報共有で対応速度と精度が向上。
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1.基本情報
鳥取県米子市に法人本部事務局を置き、昭和62年から介護、保
育、障がいといった総合福祉サービスを提供している法人
地域との共生を経営の基本とし、常に地域との連携、地域ニー
ズを先取りした事業を展開
事業所数121、職員数2,316名(令和6年10月現在)
鳥取県内以外でも東京都区内(北区・板橋区・新宿区・練馬
区・品川区・江東区)にて複合型施設を運営
社会福祉法人として初めて、「ハイ・サービス日本300選」
「おもてなし経営企業選」に選定される。介護分野では初の日
本経営品質賞(JQA)を受賞
2.課題
複数端末の持ち歩きによる不便さ
職員はPHSや専用端末など複数の端末を使用が求められ、移動
中や作業中に操作が煩雑となり、ストレスが増していた
夜間の巡回業務の負担
職員が入居者の安全確認のために頻繁に巡回を行う必要があり
身体的負担や作業時間の増加が課題だった
見守り業務の効率化不足
利用者の状況を把握するためには直接居室を訪れる必要があり
複数の利用者の状況を確認する際には、各部屋を個別に訪問
するため、移動距離や労力がかかっていた
職員間の情報共有の課題
緊急時や業務中に職員同士で情報を迅速に共有する手段が限
られており、対応の遅れや連絡ミスが発生する場合があった
3.取組
機器管理の集約
iPhoneを導入し、ナースコールや見守り機器、記録システムの操作を
端末1台に集約
ICT環境の整備
Wi-Fi環境を強化し、各システムが安定稼働できる環境を構築
見守りセンサー「眠りSCAN」の導入
センサーで入居者の睡眠状態をモニタリングし、異常時に通知する仕組
みを整備
インカムの導入
職員間の迅速な音声情報共有を実現するため、ハンズフリーで利用可
能なインカムを採用
段階的な導入とトレーニング
職員が機器に慣れるよう、導入を段階的に行い、操作トレーニングを
実施
4.期待される効果
作業効率の向上
端末統合と効率的な業務遂行により、移動や操作の手間を削減
残業時間の削減
記録業務が効率化し、労働負担が軽減。
見守り業務の改善
居室訪問の移動距離を減らし、迅速で的確な対応を実現。
安全性の向上
異常通知による早期対応で入居者の安全を確保。
迅速な連携
インカムを活用した情報共有で対応速度と精度が向上。
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