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院内がん登録2012年10年生存率報告書 (13 ページ)
出典
公開元URL | https://ganjoho.jp/public/qa_links/report/hosp_c/hosp_c_reg_surv/pdf/hosp_c_reg_surv_10_2012.pdf |
出典情報 | 院内がん登録2012年10年生存率報告書(2/13)《国立がん研究センター》 |
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Ⅱ 2012 年 10 年生存率集計 結果概要
1.調査参加施設と登録数
3.生存率集計対象者
調査を依頼した 652 施設のうち、501 施設(このうちが
ん診療連携拠点病院等は 393 施設)から 10 年予後情
報付腫瘍データが提供された(協力率 76.8%)。なお、
表 2-1-1 に全登録数と集計対象を示す。
全がんで生存状況把握割合が 90%以上であった
361 施設において集計対象例は、394,108 例であった。
2.集計対象
(1)集計の対象
① 集計対象例の選定
i 自施設診断自施設初回治療及び他施設診断自施設
初回治療
提出されたデータ全体で、「自施設診断・自施設初
回治療(症例区分 2)」が 426,910 例(61.6%)、「他施設
診断・自施設初回治療(症例区分 3)」が 134,215 例
(19.4%)であり、全登録数の 81.0%を占めた。
ii 悪性新生物<腫瘍>
症例区分 2,3(自施設診断・自施設初回治療又は他
施設診断・自施設初回治療)のうち悪性新生物<腫瘍
>(新生物<腫瘍>の性状コードが 3)は、490,916 例
(70.8%)であった。脳腫瘍の良性又は良性・悪性の別不
詳を合わせると集計対象腫瘍例は、500,496 例(72.2%)
であった。
iii 年齢
診断時の年齢を見ると、100 歳以上が 159 例あり、生
存率集計からは除外した。年齢別にみると、70 歳代が
23.1%と最も多く、次いで 60 歳代が 20.5%であった。
上記で選定した例から、性別不詳及び追跡終了日不
明または UICC TNM 分類総合ステージ 0 期の合計 162
例を集計対象から除外した。
② 追跡期間(日数)の確認
予後情報付データ収集では、品質管理において追
跡期間の確認を行った。なお、追跡終了日(死亡例の
場合は、死亡日の年月、生存例の場合は、生存最終確
認日の年月)が不明の場合は集計対象から除外した。
但し、死亡例で死亡日の年月が不明であっても、生存
最終確認日の年月が判明している場合は、生存最終確
認日を追跡終了日とし、打ち切り例として集計した。
(2)生存状況把握割合
各施設における集計対象例に対する生存状況把握
割合について検討した結果、最も低かった施設の生存
状況把握割合は、27.5%で、最も高かった施設は 100%
であった。以降の集計結果では、生存状況把握割合が
90%以上であった 361 施設(がん診療連携拠点病院 315
施設、拠点外病院 46 施設)における登録例を集計対象
とした。
13
1.調査参加施設と登録数
3.生存率集計対象者
調査を依頼した 652 施設のうち、501 施設(このうちが
ん診療連携拠点病院等は 393 施設)から 10 年予後情
報付腫瘍データが提供された(協力率 76.8%)。なお、
表 2-1-1 に全登録数と集計対象を示す。
全がんで生存状況把握割合が 90%以上であった
361 施設において集計対象例は、394,108 例であった。
2.集計対象
(1)集計の対象
① 集計対象例の選定
i 自施設診断自施設初回治療及び他施設診断自施設
初回治療
提出されたデータ全体で、「自施設診断・自施設初
回治療(症例区分 2)」が 426,910 例(61.6%)、「他施設
診断・自施設初回治療(症例区分 3)」が 134,215 例
(19.4%)であり、全登録数の 81.0%を占めた。
ii 悪性新生物<腫瘍>
症例区分 2,3(自施設診断・自施設初回治療又は他
施設診断・自施設初回治療)のうち悪性新生物<腫瘍
>(新生物<腫瘍>の性状コードが 3)は、490,916 例
(70.8%)であった。脳腫瘍の良性又は良性・悪性の別不
詳を合わせると集計対象腫瘍例は、500,496 例(72.2%)
であった。
iii 年齢
診断時の年齢を見ると、100 歳以上が 159 例あり、生
存率集計からは除外した。年齢別にみると、70 歳代が
23.1%と最も多く、次いで 60 歳代が 20.5%であった。
上記で選定した例から、性別不詳及び追跡終了日不
明または UICC TNM 分類総合ステージ 0 期の合計 162
例を集計対象から除外した。
② 追跡期間(日数)の確認
予後情報付データ収集では、品質管理において追
跡期間の確認を行った。なお、追跡終了日(死亡例の
場合は、死亡日の年月、生存例の場合は、生存最終確
認日の年月)が不明の場合は集計対象から除外した。
但し、死亡例で死亡日の年月が不明であっても、生存
最終確認日の年月が判明している場合は、生存最終確
認日を追跡終了日とし、打ち切り例として集計した。
(2)生存状況把握割合
各施設における集計対象例に対する生存状況把握
割合について検討した結果、最も低かった施設の生存
状況把握割合は、27.5%で、最も高かった施設は 100%
であった。以降の集計結果では、生存状況把握割合が
90%以上であった 361 施設(がん診療連携拠点病院 315
施設、拠点外病院 46 施設)における登録例を集計対象
とした。
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