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院内がん登録2012年10年生存率報告書 (24 ページ)

公開元URL https://ganjoho.jp/public/qa_links/report/hosp_c/hosp_c_reg_surv/pdf/hosp_c_reg_surv_10_2012.pdf
出典情報 院内がん登録2012年10年生存率報告書(2/13)《国立がん研究センター》
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Ⅲ 2012 年 10 年生存率集計 結果詳細(全体) :悪性新生物<腫瘍>
1.全がん
2012

集計対象施設数
361

集計対象
394,108

死亡数
208,254

生存状況把握割合(%)
97.3

平均年齢
67.7

(2)対象者の属性
本集計対象者の属性を表 3-1-1 に示す。男性が
58.2%、女性が 41.8%とやや男性が多かった。診断時の
年齢は、男女とも 70 歳代が最も多く、次いで 60 歳代と
なっており、60 歳代、70 歳代で全体の約 60.5%を占め
た。60.2%の対象者に観血的治療が実施されており、
53.5%が原発巣・治癒切除であった。発見経緯別にみる
と、がん検診または健康診断等が 15.6%であった。部位
別にみると、男性では胃、肺、前立腺、大腸の順に、女
性では乳房、大腸、胃の順に多かった。

(0)全がんの生存率集計値
全がんの生存率集計値の算定に当たり、特性が異な
るがんの生存率算定の意義について疑問を呈する声も
あったが、先行する地域がん登録、全国がんセンター
協議会加盟施設における既存生存率集計と比較する
ため、ここでは院内がん登録 10 年生存率集計において
も全がんの生存率集計結果について提示する。
(1)生存状況把握割合
対象者は 394,108 例で、その内 10 年以内に死亡し
ていた者は 208,254 例、打ち切りが 10,824 例であった。
全体として、生存状況把握割合は 97.3%であった。

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