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資料1 がん診療提供体制について (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_55468.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第17回 3/21)《厚生労働省》
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2040年を見据えたがん医療の均てん化・集約化に係る基本的な考え方について①(案)
• 第4期がん対策推進基本計画を踏まえ、都道府県は、2040年を見据えた持続可能ながん医療の提供に向け、地域の実情に応じた拠点病院等の役割
分担を行う必要がある。
• そこで、将来の医療需給を踏まえ、均てん化に取り組む医療と集約化に取り組む医療についての基本的な考え方を整理した。

医療提供体制(医療従事者、医療施設・設備)

A.医療需給の観点
医療需要
(患者数)

医療資源が比較的少ない

医療資源が比較的多い

患者数の多いがん





患者数の少ないがん





A. 医療需給の観点から集約化を検討すべき医療としては、表における①、②、③の医療が対象と考えられる。
① 医療需要が多い一方で、医療提供体制は必ずしも充足していない医療
② 医療資源の散在により医療需要と医療提供体制のアンバランスが生じる可能性がある医療
③ 医療提供体制は充足しているが、医療需要が少ないため、非効率な医療提供体制となる医療

B.医療技術の観点
① 新規又は高難度の技術



新たなモダリティを用いた診断・治療
長期の修練を要する外科手術 等

② 有り


特殊な放射線治療設備



技術の性質
特殊な設備の必要性

既に確立された又は
比較的標準的な技術
無し

B. 医療技術の観点から集約化を検討すべき医療としては、以下の視点を考慮する必要性が考えられる。
① 新規モダリティまたは標準化されているとは言えない高度な医療
② 特殊な設備等を必要とする医療

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