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資料1 がん診療提供体制について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_55468.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第17回 3/21)《厚生労働省》
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がん医療提供体制の均てん化・集約化に関する議論の整理(骨子案)の概要について(案)
• がん医療提供体制の均てん化・集約化の進め方について、(1)2040年を見据えたがん医療の均てん化・集約化に係る基本的な考え方につ
いては本日の検討会での議論を踏まえて追記予定であり、(2)都道府県がん診療連携協議会(以下「都道府県協議会」という。)でのがん医療
提供体制の均てん化・集約化の進め方については、整備指針で定められた都道府県協議会の主な役割を踏まえて整理した。

背景
• 第4期がん対策推進基本計画を踏まえ、都道府県が拠点病院等と連携して、地域の実情に応じ、均てん化を推進するとともに、(85歳以上の増
加や人口減少がさらに進む)2040年を見据えた持続可能ながん医療の提供に向け、拠点病院等の役割分担を踏まえた集約化を推進する必要
がある。
• 国は、学会等の意見も聞きながら、現状の分析も踏まえて持続可能な医療提供体制となるよう、均てん化に取り組む医療と集約化に取り組む医
療について一定の考え方の整理を行う。
がん医療提供体制の均てん化・集約化の進め方について
(1)2040年を見据えたがん医療の均てん化・集約化に係る基本的な考え方


均てん化・集約化の推進状況(受療動向の変化等)を院内がん登録等の情報を用
いて継続的にフォローアップする。



空白のがん医療圏を中心に、がん医療圏の見直しや病院機能再編等による拠点
病院等の整備について検討する。



がん患者が、安全かつ質の高い治療を適切なタイミングでアクセスすることがで
きるよう、都道府県内の個別医療機関ごとの診療実績を院内がん登録等の情報
を用いて一元的に発信することを検討する。

(「2040年を見据えたがん医療の均てん化・集約化に係る基本的な考え方」に
ついて、本日の検討会での議論を踏まえて追記)
(2)都道府県協議会でのがん医療提供体制の均てん化・集約化の進め方について
① 都道府県協議会の体制


都道府県がん診療連携拠点病院は、事務局として主体的に都道府県協議会の運
営を担う。また、都道府県も事務局に参画し、拠点病院等と連携する。

③ 都道府県協議会事務局の役割



都道府県は、拠点病院等と連携し、都道府県協議会における協議を推進する。





都道府県協議会には、拠点病院等、地域におけるがん医療を担う者、患者団体等
の関係団体に幅広く積極的な参画を求める。

都道府県協議会での議論に資するデータの整理・提供を行う。その際、がん種ご
とにがん医療提供体制の均てん化・集約化の議論が出来るように考慮する。



都道府県内におけるがん医療の均てん化・集約化に係る医療機能の役割分担に
ついて必要な調整を行う。



都道府県内在住のがん患者が、安全かつ質の高い治療を適切なタイミングでア
クセスすることができるよう、都道府県内の個別医療機関ごとの適切な一元的
情報発信を行う。

② 都道府県協議会での協議事項


別途国から提供する将来推計、院内がん登録等のデータ、がん医療の均てん化・
集約化に係る基本的な考え方を参照し、将来の医療需要から都道府県内で均てん
化・集約化が望ましい医療の具体について分析する。また、がん種ごとにがん医療
提供体制の均てん化・集約化を議論し、都道府県内で役割分担する医療機関につ
いて整理・明確化する。

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