第８回新たな地域医療構想等に関する検討会
資料１

高齢者の急性期における疾病の特徴

令和６年９月６日

85歳以上の急性期における入院は、若年者と比べ、医療資源を多く要する手術を実施するものは少なく、疾患の種類
は限定的で、比較的多くの病院で対応可能という特徴がある。
85歳以上の頻度の高い傷病名（注）

15-65歳の頻度の高い傷病名（注）

傷病名

手術

割合

累積

食物及び吐物による肺臓炎

なし

5.8%

5.8% 3,726

うっ血性心不全

なし

5.1% 10.8% 3,350

傷病名

手術

割合

大腸＜結腸＞のポリープ

あり

2.2% 2.2% 2,811

睡眠時無呼吸

なし

1.2% 3.4% 1,881

コロナウイルス感染症２０１９，
ウイルスが同定されたもの

なし

0.8% 4.2% 2,680

尿管結石

あり

0.8% 5.0% 1,138

病院数

累積

病院数

コロナウイルス感染症２０１９，
ウイルスが同定されたもの

なし

肺炎，詳細不明

なし

2.7% 17.2% 3,399

穿孔又は膿瘍を伴わない大腸の憩室性疾患

なし

0.8% 5.8% 2,603

転子貫通骨折 閉鎖性

あり

2.4% 19.6%

あり

0.8% 6.6% 1,129

尿路感染症，部位不明

なし

2.3% 21.9% 3,399

乳房の悪性新生物＜腫瘍＞，
乳房上外側４分の１
急性虫垂炎，その他及び詳細不明

あり

0.8% 7.3% 1,877

大腿骨頚部骨折 閉鎖性

あり

2.0% 23.9%

2,511

子宮平滑筋腫，部位不明

あり

0.7% 8.0%

細菌性肺炎，詳細不明

なし

1.6% 25.4%

2,615

0.7% 8.8% 2,141

体液量減少（症）

なし

1.6% 27.0% 3,480

一側性又は患側不明のそけい＜鼠径＞ヘルニア，
あり
閉塞及びえ＜壊＞疽を伴わないもの

腰椎骨折 閉鎖性

なし

1.4% 28.4% 3,540

気管支及び肺の悪性新生物＜腫瘍＞，
上葉，気管支又は肺

0.7% 9.5% 1,055

3.6% 14.5% 3,369

85歳以上の上位50疾患までの 手術ありの数

2,510

累積割合

15
注 傷病名は、急性期入院料等を算定する病棟におけるICD-10傷病名

51%

15歳～65歳の上位50疾患までの

なし

手術ありの数
30

840

累積割合
28%

15