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参考資料3 病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方 (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25107.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第15回 4/13)《厚生労働省》
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※各論編・事例5を参考に作成(79歳男性、急性期病院入院時)
作成日

xxxx/xx/xx

薬 剤 管 理 サ マ リ ー
▲▲

御中

○○ ○○

様の退院時処方・薬学的管理事項について連絡申し上げます。

生年月日

xxxx/xx/xx

xx

入院期間

xxxx/xx/xx





性別

身長



xxxx/xx/xx






なし

あり

アレルギー歴

なし

あり

副作用歴

なし

あり

腎機能

SCr

mg/dL

eGFR

担当医

発現時期

xx

体重

kg

xx

◆◆医師

発現時の状況等(検査値動向含む)

2

mL/min/1.73m

m2

体表面積(DuBois式) x.xx

その他必要な検査情報
入院中の服薬管理

自己管理

1日配薬

投与経路

その他

1回配薬





経口

経管(経鼻・胃瘻・食道瘻・腸瘻)

調剤方法

PTP

一包化

簡易懸濁

粉砕

その他

服薬状況

良好

時々忘れる

忘れる

拒薬あり

その他

退院後の薬剤管理方法

本人

家族

その他

一般用医薬品・健康食品等

なし

あり

別紙あり








xx

日間

xx

該当薬剤
禁忌薬

cm

xxx

処方医療機関:



服薬状況
退院後の
薬剤管理方法





××医院

別紙あり

レボドパ・カルビドパ100mg配合錠 (1日8錠)1日5回
1回1錠 7時、1回2錠 10時,14時,18時、1回1錠 22時
エンタカポン錠1mg 1回1錠(1日4錠)
入院時持参薬
1日4回7時,10時,14時,18時
ロキサチジン75mg 1回1Cap(1日1Cap)1日1回 22時
タムスロシンOD錠0.1mg 1回2錠(1日2錠)1日1回 朝食後
ゾニサミド錠25mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 朝食後
プラミペキソール徐放錠0.375mg 1回4錠(1日4錠)1日1回 朝食後
バルサルタン錠80mg 1回2錠(1日2錠)1日1回 朝食後
エソメプラゾールカプセル20mg 1回1Cap(1日1Cap)1日1回 朝食後
ブロムヘキシンシロップ0.08% 1回5mL(1日15mL)1日3回 毎食後
酸化マグネシウム錠330mg 1回2錠(1日4錠)1日2回 朝食後と18時
ブロチゾラム錠0.25mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 寝る前(1錠追加
可)



退





退院処方に薬情添付

入院中の
服薬管理

なし

あり

レボドパ・カルビドパ100mg配合錠 1回1錠 7時
1回2錠 10時
1回2錠 14時
退院時処方
1回2錠 18時(1日7錠)1日4回
エンタカポン錠1mg 1回1錠(1日4錠)
1日4回7時,10時,14時,18時
タムスロシンOD錠0.1mg 1回2錠(1日2錠)1日1回 7時
プラミペキソール錠0.5mg 1回1錠(1日3錠)
1日3回 7時,14時,18時
ブロムヘキシンシロップ0.08% 1回5mL(1日15mL)
1日3回 7時,14時,18時
酸化マグネシウム錠330mg 1回2錠(1日4錠)1日2回 7時,18時
ゾルピデム錠5mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 22時

※患者情報で伝達が必要と思う内容を記載すること(問題点、薬剤の評価、医師の処方意図等/入院中の薬剤の追加、減量、中止で伝えたい内容)






自宅で意識の変容があった頃から、家族が各薬剤を粉砕し水に混ぜて内服させていたため、プラミペキソールを粉砕して内服していたことで血中濃度が急激に上昇し意識状態が
悪化したと考えられました。また、入院中は経鼻胃管を挿入したので薬剤はすべて散剤とし、プラミペキソール徐放錠は粉砕可能な同成分のプラミペキソール錠へ変更、投与回数
も増やしています。
血圧は90-100/60-70mmHgであったため、バルサルタン錠は中止しています。
H2ブロッカーとPPIが併用されていましたが、レボドパ・カルビドパ配合錠が酸性条件下で吸収が高まることと、病歴からも既往歴はなく、現状では胃薬は必要ないと診断されたこと
から両剤とも中止しています。
睡眠薬については、ご本人や家族の強い希望があり、レム睡眠行動障害などがないことから継続していますが、非ベンゾジアゼピン系のゾルピデムへ変更しています。
タムスロシン、ブロムヘキシンについても減薬を試みましたが、水に混ぜて内服できる剤形であり、疾患治療の必要性と家族の希望から継続しています。
生活習慣や食事の変化によって血圧も変動すると思われます。そのほか、胃部不快感・不眠の訴えなど、中止した薬剤による影響がないか、フォローアップをお願いいたします。

薬剤の評価、医師の処方意図、入院中の薬剤の追加、減量、中止の理由等
投与方法に注意を要する薬剤

なし

あり

※下記には現在の処方内容のうち、投与方法が特殊な薬剤(例:連日服用しない薬剤、投与間隔が設けられている薬剤等)や維持量まで増量が
必要な薬剤(例:ドネペジル、ラモトリギン等)を記載しています。貴院における薬物療法の参考にして下さい。

レボドパ・カルビドパ配合錠は酸化マグネシウム錠と同じカップで溶解すると黒く変色し、作用が減弱しますので、別々に溶解し、服用させるタイミングをずらすように家族へ情報提供していま
す。また、モニタリング項目として、内服できず薬剤が口腔内にとどまることで舌が黒く変色していないかを患者の全身状態とともに確認するようお願いします。

服用日や服用間隔等の注意事項を記載
※ご不明な点がございましたら、下記薬剤師までお問い合わせください。

○○

病院

〒●●●-●●●●
薬剤師
住所、電話番号等を記載してください
TEL●●-●●●●-●●●●
FAX●●-●●●●-●●●●
20

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