○診療報酬基本問題小委員会からの報告について-2-2 (138 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00107.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第489回 9/22)《厚生労働省》 |
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令和3年度特別調査(ヒアリング)の結果報告について(令和3年8月27日入院分科会資料抜粋)
5.調査結果(続き)
狭心症
・事例を多く記載してほしい。(冠動脈CTの検査入院の症例。疑診で検査入院をし、狭窄部位なしとの結果の場合。
・ステント留置を行う症例では冠状動脈狭窄症の可能性が考えられるが、触れられていない(ステント内再狭窄の場合はT828等の偶発的に発見
された場合)。
・狭窄部位3枝病変のような多枝狭窄による疾患の傷病名は?症状に合わせて不安定/労作性として良いか?
・急性心筋梗塞の既往歴がない場合のフォローアップ心カテ検査の際のICD10選択。
・PCI施行後、経過観察のためCAG施行目的入院。有意狭窄を認めない場合のCCS分類について、一旦治療を終え症状も落ち着いている場
合は分類不能か症状のない場合の「9」どちらを選んでよいのか。
・過去に心筋梗塞の既往(どのくらいの期間を遡るのか)があり、陳旧性心筋梗塞の検査のために入院した場合について。この場合、陳旧性心
筋梗塞を選択することとなっているが、検査と同時に他疾患の加療を行った場合でも、陳旧性心筋梗塞を選択するべきなのか。
・陳旧性心筋梗塞は、独立した診断群分類がなく、狭心症と同じ診断群分類となる。
・コーディングテキスト(43ページ)の050050 狭心症、慢性虚血性心疾患の分類では 【過去の既往を根拠にI21$、I22$、I23$は他分類
(050030)となり選択しないこと】の記載もありますが、具体的にどういう事例で選択すべきなのか分からない点がある。
・検査入院に関する病名 ・大動脈弁狭窄症など手術予定患者が、冠動脈の虚血が疑われ、術前検査のため心臓カテーテル検査で入院するこ
とになった場合、医療資源病名は「I20$ 狭心症」や「I25$ 虚血性心疾患」(疑いも含む)か、それとも主手術の対象となる「I350大動脈弁狭窄
症」のどちらを選択すべきでしょうか。
・ここ数年でよく見かけるようになった慢性冠症候群、という新しい傷病名について。
心不全
・事例を多く載せてほしい(使用してよい事例も載せてほしい。原疾患を特定するのに時間がかかる。どの場合まで原疾患なのか。疑診と
は?)。
・原因疾患が多岐にわたる場合、PCIや心筋焼灼や弁置換を行った際に原疾患を特定するのは困難。原疾患ルールを認識していない医療機関
もある。
・うっ血性心不全で入院した後に心カテ検査を実施した場合のコーディング。
・急性期増悪と通常の入院が同じ評価としているのに違和感。
・老齢化による心機能低下による心不全であった場合はどうコーディングすればよいか。
・ ICDがI509以外になる心不全(例えば、I500うっ血性心不全)であれば選択して良いか。
・コーディングテキストで「心不全ICD50.9」は選択すべきではないと記載がある。最終的に診断がつかない原疾患や原疾患での治療が主でない 138
場合も心不全以外なのか。どのような場合が心不全なのか。心不全を確立した病名として認めてほしい。