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○入院(その3)について-2-2 (72 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00119.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第496回  11/12)《厚生労働省》
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中医協 総-1-2
3 . 1 0 . 2 7

「広範囲熱傷」の患者について①

○ 救急医療管理加算1で「広範囲熱傷」の患者において、改定前後いずれでもBurn Index0の患者が一定割合
存在した。
○ 救急医療管理加算2で「広範囲熱傷に準ずる状態」の患者において、Burn Index0の患者が一定割合存在し
た。
Ⅰ度熱傷 表皮熱傷で受傷部皮膚の発赤のみで瘢痕を残さず治癒する。
(参考) Burn Index

Ⅱ度熱傷

= Ⅲ度熱傷面積(%) + Ⅱ度熱傷面積(%) × 1/2
※Burn Index 10~15以上が重症とされる

Ⅲ度熱傷

出典:日本皮膚科学会 熱傷診療ガイドラインより引用

救急医療管理加算1で「広範囲熱傷」の

出典:各年度DPCデータ

令和2年度

(Burn Index)

令和2年度

100

95-100未満

90-95未満

85-90未満

80-85未満

75-80未満

70-75未満

65-70未満

60-65未満

55-60未満

50-55未満

45-50未満

40-45未満

35-40未満

30-35未満

25-30未満

20-25未満

15-20未満

100

95-100未満

90-95未満

85-90未満

80-85未満

75-80未満

70-75未満

65-70未満

60-65未満

55-60未満

50-55未満

45-50未満

0.0%
40-45未満

0.0%
35-40未満

10.0%

30-35未満

10.0%

25-30未満

20.0%

20-25未満

20.0%

15-20未満

30.0%

5-10未満

30.0%

10-15未満

40.0%

0

40.0%

0超5未満

50.0%

10-15未満

60.0%

50.0%

平成30年度

R2
N=551

70.0%

5-10未満

60.0%

患者のBurn Indexごとの患者分布

(患者割合)

H30
N=1357
R2
N=1434

0超5未満

70.0%

救急医療管理加算2で「広範囲熱傷に準ずる状態」の

0

患者のBurn Indexごとの患者分布

(患者割合)

浅達性:水疱が形成されるもので,水疱底の真皮が赤色を呈している。通常1
~2 週間で上皮化し治癒する.一般に肥厚性瘢痕を残さない
深達性:水疱が形成されるもので,水疱底の真皮が白色で貧血状を呈してい
る.およそ3~4 週間を要して上皮化し治癒するが,肥厚性瘢痕ならびに瘢痕
ケロイドを残す可能性が大きい.
皮膚全層の壊死で白色皮革様,または褐色皮革様となったり完全に皮膚が
炭化した熱傷も含む.受傷部位の辺縁からのみ上皮化するので治癒に1~3
カ月以上を要し,植皮術を施行しないと肥厚性瘢痕,瘢痕拘縮を来す.

(Burn Index)

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