特定集中治療室等に係るこれまでの議論（ポイントの振り返り）
○ 特定集中治療室においては、ECMOを使用する新型コロナウイルス感染症患者等、生命の危機にある重症患者に対する
専門的な治療が24時間体制で実施されている。
○ 特に、今般の新型コロナウイルス感染症拡大のような、有事における重症患者の増加に備え、専門性の高い看護師や臨
床工学技士の配置による重症患者への対応を強化することが求められている。

特定集中治療室における重症患者の対応強化

これまでの議論のポイント（例）

特定集中治療室
重症患者に対する
24時間体制の医療提供

特定集中治療室管理料の対象患者

•

重症患者に対する24時間体制の医療提供の一定の実績

・意識障害又は昏睡
・急性期呼吸不全又は慢性呼吸不全の急性憎悪
・急性心不全（心筋梗塞を含む）
・急性薬物中毒
・ショック
・重篤な代謝障害（肝不全、腎不全、重症糖尿病等）
・広範囲熱傷
・大手術後
・救急蘇生後
・その他外傷、破傷風等で重篤な状態

•

人工呼吸器管理やECMO等に係る管理業務の役割分担

•

ICUにおける専門性の高い看護師（認定・専門・特定行
為）の活用

•

高度な医療機器の管理等を実施する臨床工学技士の活用

•

有事における機動的な人員配置等

(簡易な報告による届出数：救命救急入院料3,029床、ICU2,237床、HCU20,318床)

【十分な能力】

・高水準のケアを維持するために必要な研修等の受講
・人工呼吸器やECMO使用患者への対応力向上を目的とした、
院内・院外に向けた研修等の実施

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