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○入院(その6)について-3 (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00124.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第501回  12/1)《厚生労働省》
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重症患者対応についての課題(小括)
・ 特定集中治療室等における、人工呼吸器使用患者の割合、血液浄化療法実施患者の割合、ECMO実施患者数は医療期
間ごとに大きくばらついていた。
・ 人工呼吸管理やECMO管理に関する24時間を通した各種業務については、業務内容によって看護師が実施する割合が
異なっており、他職種との連携のもと実施されている。
・ 特定集中治療室管理料1・2以外においても、適切な研修を修了した看護師が配置されており、特定集中治療室管理料3
では約7割、特定集中治療室管理料4では8割以上の施設で配置されていた。
・ 特定集中治療室管理料における適切な研修を修了した看護師の配置をみると、特定集中治療室1では平均2人を超えて
おり、特定集中治療室2では3人を超えていた。
・ 臨床工学技士の配置状況を入院料別に比較すると、特定集中治療室管理料1・2を算定する医療施設においては、他の
入院料を算定する医療機関と比較して専従を日勤+夜勤で配置している割合が高く、専従配置をしていない施設の割合
が低かった。
・ 一方で臨床工学技士の配置が要件となっていない入院料を算定する病床においても臨床工学技士を専従で配置してい
る医療施設は一定数存在した。
・ 臨床工学技士専従施設と非専従施設での警報作動時の初期対応率を比較すると、臨床工学技士専従施設では、臨床工
学技士の初期対応率が高い傾向であった。
・ 臨床工学技士専従施設と非専従施設の業務実施率の差異をみると、人工呼吸器に関連する業務の実施率が高く、人工
呼吸器によるトラブル回避のための行動が多く取られている傾向にあった。

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