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○入院(その6)について-3 (62 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00124.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第501回  12/1)《厚生労働省》
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高度急性期入院医療(その他)についての課題(小括)
(算定上限日数について)
・ 特定集中治療室管理料等の入院料においては、例外として算定上限日数が延長される病態がある。
・ 特定集中治療室等において、ECMOや血液浄化等の特殊治療が行われた患者及び臓器移植が行われた患者において
は、ICU滞在平均日数が長く、算定上限日数を超過してICUに滞在した患者が一定数存在した。
・ 治療室での治療の質の向上のため、早期からのリハビリテーションや栄養管理による介入、データベースへの登録等の
取組が行われている。
(Tele-ICUについて)
・ 治療室内の集中治療医の配置状況を治療室別に比較すると、特定集中治療室管理料3,4においては、「主治医から依頼
があった患者のみ、集中治療医は介入する」という運用体制を取っている医療機関が多い傾向であった。
・ 集中治療医が常に主治医である、又は全てのICU入室患者に集中治療医がコンサルタントを行っている場合、院
内死亡リスク及びICU内死亡リスクが有意に低くなる。
・ 遠隔より集中治療専門医が適切な助言を行い、現場の集中治療が専門ではない医師をサポートするTele-ICUと呼ばれ
る取組が行われており、Tele-ICUを導入することで、院内死亡リスク及びICU内死亡リスクが低下することが報告されてい
る。
・ 日本集中治療医学会において、科学的で質の担保された医療サービスを提供することを目的とした、遠隔ICU実施に関
する指針が定められている。

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