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○入院(その6)について-3 (61 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00124.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第501回  12/1)《厚生労働省》
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遠隔ICU実施に関する指針
○ 日本集中治療医学会において、科学的で質の担保された医療サービスを提供するために、遠隔ICUの
設置と運用指針の構築のため、「遠隔ICU設置と運用に関する指針」の策定が行われた。
○ 遠隔ICUは、現場医療に代わるものではなく、医療資源の活用とプロセスの標準化を通じて現場医療を
強化するよう設計されている。
○ この指針では、遠隔ICU施設基準や遠隔ICUの実施方法、システムの技術的指針等を定めている。
遠隔ICU設置と運用に関する指針 ー2021年4月ー(抄)
日本集中治療医学会 ad hoc 遠隔ICU委員会
1.概要
2.遠隔ICUの定義
2.2遠隔ICU・・・遠隔ICUは遠隔医療のひとつで、集中治療における診療支援システムである。すなわ
ち、専門家同士で協力して重症患者における医療体制を提供する、ビデオ音声通話やコンピューターシス
テムのネットワークである。遠隔ICUは現場医療に代わるものではなく、医療資源の活用とプロセスの標準
化を通じて現場医療を強化するよう設計されている。
3.遠隔ICU施設基準
遠隔ICUを導入する上では、①支援医療施設の施設基準(人的・技術要件)、②被支援医療施設の施設基準、
③運用開始の取り決め事(組織体制や運用マニュアル)、④導入前トレーニング(必要に応じ遠隔ICU専門
スタッフの認定など)が必要となる。
4.遠隔ICUクリニカルプラクティス
4.13 質/プログラムのパフォーマンス
(中略)遠隔ICUのプログラムを提供する組織は、成果管理のための組織的、規制的、または認定制度に準
拠した体系的な品質改善と成果管理のできるプロセスを持つ必要がある。(中略)遠隔ICUのリーダーは、
成果データの意義について、被支援医療施設チームに教育と解釈のガイダンスを提供する必要がある。
5.遠隔ICUシステムの技術的指針
6.おわりに
出典:遠隔ICU設置と運用に関する指針 ー2021年4月ー (日本集中治療医学会 ad hoc 遠隔ICU委員会)

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