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戦略的国際脳科学研究推進プログラム(国際脳)の実施状況 (12 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/06/3040607.html
出典情報 ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第3回 6/7)《文部科学省》
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研究グループ1 ライフステージ(発達期・成人期・高齢期)に応じた健常から疾患に至る脳画像等の総合的解析研究

研究グループ1-1 MRI脳画像の撮像や臨床データ等の取得と、その解析による
精神・神経疾患の発症メカニズム解明等
◆成果

◆目的
• ヒトのライフステージを「発達期」、「成人期」、「高齢期」の
3つに分け、MRI脳画像の撮像や臨床データ等の取得を
行う。そして、これらのデータの解析等により脳の縦断的変化
を追跡し、1-2のプラットフォームと密接な連携を図ること等に
より、精神・神経疾患の診断法の開発、発症メカニズム解
明等につなげる。

◆研究実施体制
グループ1ー1
1-1 発達期
統合失調症・
発達障害
ADHD介入
東京大、東京医
科歯科大

1-1 成人期
気分障害
介入
気分障害
診断・治療
慶應大、広大




1-1 ED介入・Epi介入
NCNP、大阪大
データ集積・
前解析

1-2 MRI脳画像データ
等プラットフォーム
東京大

• 12の研究機関から4大精神疾患 (統合
失調症、双極性障害、自閉スペクトラム症、
うつ病)、健常者の計2937名のMRI拡散
強調画像データを用いて大脳白質微小構
造の大規模解析を実施。
• 統合失調症と双極性障害における大脳白
質領域の異常は似通った病態生理学的特
徴をもつことなどが判明
• 10分間のMRI検査とAIを用いたうつ病の高い精度の判定に
よる新たな診断法を開発。XNef社と実用化検証へ。

1-1 高齢期
AD/PDPD 介入
順天堂大、京都大






皮質下をつなぐ回路機能
Working group
2.ヒト脳と非ヒト霊長類脳の構造およ
び機能の領域化と相同性解析による
種間比較研究
QST、理研、生理研

• てんかん発作を検知する深層学 • PDやADの患者及び健康な高
習モデルから脳波特徴を同定し、 齢者の方を対象として、数年の
新しい発作バイオマーカーを開発。 間に脳や体に生じる変化を調
べるコホート(PADNI)を整備。

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