よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


戦略的国際脳科学研究推進プログラム(国際脳)の実施状況 (14 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/06/3040607.html
出典情報 ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第3回 6/7)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

研究グループ2 ヒト脳と非ヒト霊長類脳の構造及び機能の領域化と
相同性解析による種間比較研究
◆目的

◆成果

• 精神・神経疾患で異常が認められる機能に関連する神経回路を
中心に、ヒトと非ヒト霊長類の神経回路の相同性を明らかにする
種間比較研究により、ヒト脳の理解と、革新脳等の他事業におい
て開発された疾患モデル動物も活用し、精神・神経疾患の病態
解明等を実現する。
• 健常のマーモセットとマカクサル、また、疾患モデルマーモセットを用い
て、各神経回路と機能の因果関係を追究することで、ヒトと非ヒト
霊長類の神経回路マップの対応関係を明らかにする。これらの知
見を、認知症、パーキンソン病、発達障害、統合失調症、気分障
害等の精神・神経疾患の病態解明等へと繋げる。

• 米国コネクトームプロジェクトをはじめ複数の海外連携・共同研
究により、霊長類脳の全神経配線図(コネクトーム)データ取
得技術の確立と解析を進め、大脳皮質や皮質下構造物のコ
ネクトームの可視化に成功

◆研究実施体制

• 正常な大脳基底核が運動に関する
情報を伝達する際には、同期活動
を示さず独立に活動することを解明。

グループ2
マルチモーダル神経画像・高精度標準化解析に
よる種間比較霊長類脳コネクトーム解明研究
理研



高磁場MRIを用いたマーモセット・マカク・ヒト
の種間比較に関する研究開発
生理研・定藤
マルチスケール脳回路機能解析プラットフォーム
の構築~回路操作と機械学習を活用した種
間双方向アプローチ~
QST・平林




解タ





連携
種間比較

機能連絡性と神経線維経路の追跡

各種マカクサルの大脳皮質構築

1-2 MRI脳画像デー
タ等プラットフォーム
東京大

1-1 気分障
害 診断・治療
広島大

• 霊長類の腹側被蓋野から側坐核へ
の投射経路は動機付けに基づく意思
決定には関与するものの、強化学習
には必ずしも重要ではないことを明ら
かにした。

14

ページ内で利用されている画像ファイルです。