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戦略的国際脳科学研究推進プログラム(国際脳)の実施状況 (18 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/06/3040607.html
出典情報 ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第3回 6/7)《文部科学省》
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HCP、ACAP及びIBIとの連携(MRI画像データベースの例)
MRI画像データベース(国際比較可能)
従来不可能であった、他施設・
他疾患の精神・神経疾患の
MRIデータ(3000例以上)の
共有化を実現し、公開。

精神・神経疾患
MRI画像
データ解析連携
(MRI画像共通
プロトコル開発)

精神・神経疾患
MRI画像
データベース連携

国際比較可能のMRI画像プロトコル開発

米国との脳研究プロジェクト
HCP:Human Connectome Project
✓ 米国において 2012 年度より、ヒトを対象として神経回路の結合(マクロコネ
クトーム)を解明するための大規模研究として、核磁気共鳴画像法(MRI)
を含む先端的な脳計測機器開発や横断的コホート研究を実施
✓ MRI画像共通プロトコルやトラベリングサブジェクトにより、米国とのMRI画像解
析等の共同研究を実施

アジアとの国際共同プロジェクト
ACAP:Asian Consortium on MRI studies in Psychosis
✓ 日本/中国/韓国/台湾の4か国の14施設が参加を表明
✓ 精神病患者700名、健常者1000名の画像が利用となる見込み
✓ 現在の10個のプロジェクトが採択され、データ共有を開始

国際ネットワーク
脳データに係る
撮像・研究倫理
に関する国際
ルール策定等

トラベリングサブジェクト(MRI装置間の差異を補正)

IBI:International Brain Initiative
✓ 2017年より、日本、韓国、EU、米国、オーストラリア、
中国、カナダの各国のブレインプロジェクトが協定を結
び、脳科学の国際連携に関する取組を実施
✓ データベースの共有化に国際ルール策定に関する
WGによる検討は、日本が主導

国際脳で開発したMRI画像共通プロトコルやトラベリングサブジェクトにより、諸外国における精神・神経疾患等を
含むMRI画像を活用することができ、より多くのデータを用いたデータ解析が可能となることで、日本主導で精神・
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神経疾患の機序解明を進め、責任神経回路を明らかにしていく。

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