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戦略的国際脳科学研究推進プログラム(国際脳)の実施状況 (19 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/06/3040607.html
出典情報 ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第3回 6/7)《文部科学省》
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国際共同プロジェクト(疾患データ関連)
ENIGMAの例(NCNP、東京大学、広島大学等が参画)
ENIGMA※に参画することで、参画者研究者の画像データやゲノムデータ等を活用
し、参画研究者と共同解析を実施。ENIGMAで得られた結果を、日本独自のデータ
で結果の再現、拡張に成功し、研究成果の一般化へ貢献。
※ENIGMA(The Enhancing Neuroimaging Genetics through Meta-Analysis)は、脳イメージングと遺伝子
データに基づいて脳の構造、機能、及び疾患の理解を目的にイメージングゲノミクスなどの研究者を集めたコンソーシアム。

(研究例)
縦断的MRIデータに基づく解析をした結果、複数精神神経疾患に共通する大脳白質の異
常や、統合失調症と双極性障害に共通の異常を発見(NCNP, 東京大学,広島大学)

GEMRICの例(慶應義塾大学、京都大学及びNCNPが参画)
世界23の研究施設から構成されているGEMRIC (The Global ECT-MRI Research
Collaboration)に参加し、ECTに関する縦断MRIデータの共有を行い、共同研究を実施。
また、慶應義塾大学は、GEMRICのBoard Memberとして参画するとともに、Clinical
and Cognitive Working Groupに参画し、今後のECTの臨床試験を行う際の臨床評
価・認知機能評価項目の選定を実施。
(研究例)
精神病性大うつ病(PMD)と非精神病性大うつ病(NPMD)との神経生物学的差異を
明らかにした(慶應義塾大学)
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