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資料2 令和3年度以降の病床機能報告の実施について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16686.html
出典情報 医療計画の見直し等に関する検討会 地域医療構想に関するワーキンググループ(第31回 2/12)《厚生労働省》
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論点1:報告内容及び報告方法について(診療実績)


令和3年度病床機能報告における診療実績については、病棟ごとに1年分を報告することとなるため、病床
機能報告対象病院等に対し過度な負担増加につながらないよう十分に配慮しつつ、実態に即した報告が行われ
るよう、以下のとおり対応することとしてはどうか。

報告内容



これまでの取扱い

令和3年度以降の取扱い(案)

1ヶ月分の診療実績を病棟別に報告(年1回)。

○ 1年分の月別の診療実績を病棟別に報告(年1回)。
○ 地域における病床機能分化・連携の議論の活性化や、
地域医療構想調整会議等におけるデータの利活用状況等
を踏まえつつ、活用頻度の低い項目を報告対象外とする
ことも含め、適切な項目設定について検討。

報告方法



国において、NDBにより、公費レセプトを除いた診
療実績データを整理し、各医療機関に対して提供。

○ 国において、NDBより、公費レセプト分を含めた診
療実績データを整理し、各医療機関に対して提供。
※公費レセプト分を含めることで、診療報酬請求レセプトのうち98%
をカバー。(残り2%は、紙レセプト請求分)※注
注:レセプト請求形態別の請求状況 令和2年9月診療分(社会保
険診療報酬支払基金HPより)



各医療機関において、以下の作業を実施した上で、
診療実績を報告。
① 国から提供されたデータを、病床機能報告の様式
に手作業(コピー・アンド・ペースト等)で転記
② 公費レセプト、労災レセプト、自賠責レセプト、
紙レセプトによる診療実績を、病床機能報告の様式
に追加入力
※ 各医療機関に対し、レセプトへの病棟コードの記録を求めており、
国では病棟コードを元に病棟別の診療実績データを整理・提供。
レセプトに病棟コードを記録していない医療機関は、可能な範囲で、
診療実績を病棟別に振り分けて報告。

3

○ 各医療機関において、以下の作業を実施した上で、
診療実績を報告。
① 国から提供されたデータを、病床機能報告の様式
に自動的に転記(反映ボタンを押下するだけで月別、
病棟別に報告様式に反映されるよう運用)
② 労災レセプト、自賠責レセプト、紙レセプトによ
る診療実績を、病床機能報告の様式に追加入力
※ 令和2年7月診療分(8月請求分)のレセプト請求において、レセ
プトに病棟コードを記録している医療機関は6割弱。
レセプトに病棟コードを記録していない医療機関は、引き続き、可
能な範囲で、診療実績を病棟別に振り分けて報告。(病院全体の実績
を特定の病棟にまとめた上で報告することも可能)
なお、実態に即した報告が行われるよう、令和4年度診療報酬改定
に向けて、各病院で病棟コードが確実に記録されるような方策を検討。