よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27963.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第37回 9/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2.本日の論点:【1】オミクロン株対応ワクチンの接種について
(4)オミクロン株対応ワクチンの接種に対する公的関与の規定の適用
まとめ


わが国では、オミクロン株の流行が続いている。



FDA諮問委員会に報告されたデータによれば、オミクロン株(BA.1)対応ワクチンは、従来型ワクチンと比較し、オミクロン株
( BA.1 )の中和抗体価の上昇に優越性が確認され、オミクロン株(BA.4/5)に対しても一定の中和抗体価の上昇が見られた。



新型コロナワクチンの製造株に関する検討会において議論し、現時点の医学的知見に基づけば、1価の従来型ワクチン(武漢株)
と2価のオミクロン株対応ワクチンの免疫原性を比較すると、以下のように考えられるとされた。(令和4年8月24日)





1価の従来型ワクチン(武漢株)の3、4回目接種でも一定期間(半年以上)継続する重症化予防効果が示されており、2価
のオミクロン株対応ワクチンによる追加接種は、ワクチンの亜系統の違いに関わらず、こうした1価の従来型ワクチン(武漢
株)を上回る重症化予防効果があることが期待される。



2価のオミクロン株対応ワクチンの追加接種により、短い期間である可能性はあるものの、オミクロン株に対する感染予防効
果や発症予防効果も期待される。

PMDAは審査報告書において、ファイザー社製及びモデルナ社製の2価のオミクロン株対応ワクチンについて、現時点で重大な懸念
は認められないと判断している。

事務局案


オミクロン株対応ワクチンに対する公的関与の規定の適用について、努力義務を除外すべき者がいるか。

31