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09参考資料1-3 9価ヒトパピローマウイルス( HPV )ワクチン ファクトシート (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00024.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第49回 10/4)《厚生労働省》
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図 16. 世界および各地域における⼦宮頸がん発⽣率 (55)

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図 17. 地域別 HPV 感染に関連した浸潤⼦宮頸がんに⾒られた HPV の遺伝⼦型 (58)

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(ウ)⽇本での HPV 型分布

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我が国の⼦宮頸部細胞診正常⼥性( 3,249 ⼈ )と⼦宮頸がん患者( 356 ⼈ )を対象に

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した、PCR/シークエンシング法による HPV 遺伝⼦型の調査では、HPV 陽性率は細胞診正

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常⼥性では 10.2 %、⼦宮頸がん患者では 87.4 %であった(59)。HPV 型別の頻度は、細胞診

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正常⼥性では上位から HPV52( 12.0 % )、HPV51( 8.4 % )、HPV35( 8.1 % )であ

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り、⼦宮頸がん患者では上位から HPV16( 42.4 % )、HPV33( 9.0 % )、HPV58
( 8.0 % )、

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HPV18( 7.7 % )、HPV52( 7.1 % )であった。

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⼩貫らの報告では、⽇本⼈⼥性( 2,282 ⼈ )から⼦宮頸部擦過細胞を収集し、L1 遺伝⼦

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を標的とした PCR 法により HPV 遺伝⼦型の分布を調べている(60)。⼦宮頸部病変のグレ

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ードごとに、細胞診正常⼥性( 1,517 ⼈ )、CIN1( 318 ⼈ )、CIN2/3( 307 ⼈ )、浸潤

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がん( 140 ⼈ )が解析されている。浸潤がんで検出される HPV 型は頻度の⾼い順に、

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HPV16( 40.5 % )、HPV18( 24.4 % )、HPV52( 8.4 % )、HPV58( 3.1 % )、HPV33

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( 3.1 % )であった。また CIN2/3 では、HPV16( 24.1 % )、HPV52( 17.5 % )、HPV58

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( 10.6 % )、HPV18( 6.9 % )、HPV51( 6.5 % )、HPV31( 4.5 % )、CIN1 では、

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HPV51( 12.5 % )、HPV52( 11.4 % )、HPV16( 9.6 % )、HPV56( 8.9 % )、HPV18

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( 6.8 % )
、HPV58( 6.8 % )
、であった。

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⼀⽅、細胞診正常⼥性で検出される HPV 型は頻度の⾼い順に、HPV16( 11.7 % )、

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HPV51( 11.7 % )、HPV52( 9.4 % )、HPV58( 7.0 % )、HPV56( 5.8 % )、HPV18

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( 5.6 % )であった(60)。細胞診正常⼥性の年代別の HPV 陽性率は、15-19 歳が 35.9 %

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と最も⾼く、20-29 歳で 28.9 %、30-39 歳で 22.3 %、40-54 歳で 11.4 %と減少した。⼀⽅、

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55 歳以上では HPV 陽性率は増加を⽰した。これらの年代別の傾向は、13 種の⾼リスク型

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HPV( HPV16, 18, 31, 33, 35, 39, 45, 51, 52, 56, 58, 59, 68 )に共通して認められた。同様
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