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09参考資料1-3 9価ヒトパピローマウイルス( HPV )ワクチン ファクトシート (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00024.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第49回 10/4)《厚生労働省》
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1346
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図 26. 検診受診率向上も含めた費⽤対効果平⾯ (ワクチン効果持続期間 20 年)

1354

(6)諸外国の導⼊状況

1355

図 27. HPV ワクチンが国の予防接種スケジュールに導⼊されている国(152)

25 0,000

接種なし

4 価接種のみ

9 価接種のみ

検診強化のみ 検診積極+ 4 価ワク チン

検診積極+ 9 価ワク チン

検診積極+ 9 価ワク チン

20 0,000

検診積極+ 4 価ワク チン
検診強化+ 9価接種 vs 検診強化のみ
ICER: 391万円
15 0,000
9 価接種のみ
9価接種 vs 現状
ICER: 193万円

検診積極・ 接種な し
検診強化 vs 現状
ICER: 175万円

4 価接種のみ
4価接種 vs 現状
ICER: 306万円

10 0,000

接種なし
5 0 ,0 0 0

0
3 8 .9 4 0

1348
1349

3 8 .9 5 0

3 8 .9 6 0

3 8 .9 7 0

3 8 .9 8 0

3 8 .9 9 0

3 9 .0 0 0

3 9 .0 1 0

以上⽰したように、ワクチンの費⽤対効果は、効果持続期間や検診受診率の影響を⼤き

1356
1357

2019 年に HPV ワクチンが新規に国の予防接種スケジュール( National immunization

1358

programme; NIP )に導⼊された国は 15 か国あった(153)。2020 年 10 ⽉ 27 ⽇現在、WHO

1359

全加盟国( 194 か国・地域 )のうち、110 か国( 57 % )で HPV ワクチンが NIP に導
⼊されている(152)。

1350

く受ける。また現時点では、他のがん種への予防効果( ワクチンの費⽤対効果を相対的

1360

1351

に改善する )や副反応のデータ ( 相対的に悪化する )は組み込んでおらず、より精緻な

1361

WHO の region ごとの導⼊状況は 2019 年 10 ⽉時点でそれぞれ、アフリカ地域( AFR )

1352

分析が必要である。

1362

28 %,アメリカ地域( AMR )80 %,東地中海地域( EMR )10 %,欧州地域( EUR )

1363

68 %,南東アジア地域( SEAR )45 %,⻄太平洋地域( WPR )52 %となっている(154)。

1353

1364
1365
1366
1367

63

各国の NIP への HPV ワクチン導⼊状況を表 25 に⽰す( (152,155-156)に基づき改変 )

WHO の提⾔に基づき(131)、2 回接種スケジュールを導⼊している国が多い。
2019 年 12 ⽉現在、WHO 加盟国以外では、21 の国と地域で HPV ワクチンが NIP に導
⼊されていた(157)。

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