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資料4-1   精製下垂体性性腺刺激ホルモン (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00022.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第50回 1/26)《厚生労働省》
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ART における COS に用いるゴナドトロピン製剤の一つとして本薬が記載されており、
ゴナドトロピン製剤の投与量や種類は、患者の卵巣機能等によって決定する旨記載されて
いる。
2) 図説よくわかる臨床不妊症学 生殖補助医療編 第 3 版 15)
ART における COS に用いるゴナドトロピン製剤の一つとして本薬が記載されており、
ゴナドトロピン製剤について、わが国では、遺伝子組換え技術によるリコンビナント製剤
のみならず、尿由来の抽出製剤が現在も広く使用されている旨記載されている。
また、ゴナドトロピン製剤の用量について、以下のような記載がある。
投与量は症例によるが、卵巣の反応性が正常の場合、225 単位を基本とする。低反応の場
合、300~450 単位を用いることもある。高反応な場合、150 単位である。
3) プリンシプル産科婦人科学 婦人科編 第 3 版 16)
COS における本薬を含むゴナドトロピン製剤の用量として、通常 150~300(多嚢胞性卵
巣症候群(PCOS)では 100)単位/日の連日投与を行う旨記載されている。
(4)学会又は組織等の診療ガイドラインへの記載状況
<海外におけるガイドライン等>
1) ESHRE guideline: ovarian stimulation for IVF/ICSI.(Hum Reprod Open 2020; 2020: hoaa009)
17)

COS に用いる本薬を含むゴナドトロピン製剤について、以下の記載がなされている。
卵母細胞の最適な反応を得るための 1 日の投与量は 150~225 単位が標準的と考えられ
ている。
低卵巣反応患者には、150 単位を超えるゴナドトロピンの投与は推奨されるかは明ら
かでなく、300 単位を超えるゴナドトロピンの投与は推奨されない。
GnRH アゴニスト法における COS において、本薬と r-hFSH の使用は等しく推奨され
る。
GnRH アゴニスト法における COS において、本薬と hMG の使用は等しく推奨される。
2) Fertility problems: assessment and treatment. National Institute for Health and Care Excellence
clinical guideline. 2013.(2017 年 9 月 6 日最終更新)18)
COS に用いる本薬を含むゴナドトロピン製剤について、以下の記載がなされている。
IVF の一連の手技の中で施行される卵巣刺激には尿由来又は遺伝子組換えゴナドトロ
ピン製剤を使用する。
IVF において、ゴナドトロピン製剤を使用する際は、年齢、BMI、多嚢胞性卵巣の有無
及び卵巣予備能等に基づき個別化された用量で開始する。投与量は 1 日あたり 450 単
位を超えないこと。

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