よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1-1 特定健診・特定保健指導の健康増進に係る科学的な知見を踏まえた技術的事項に関する資料 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28516.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会(第3回 10/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

③保健指導に関する質問項目について
質問項目
22

回答

生活習慣の改善について保健指導を受ける機会があれば、利用しますか。

①はい ②いいえ

現状と課題

○ 現行の質問項目では、積極的に保健指導を受けたいとの希望の有無に関わらず、健診結果に基づき基準を満たす場合には、
特定保健指導の対象となることが理解されず、「②いいえ」と回答した者に対して、保健指導実施者が介入する際にトラブルが発
生するケースがある等の指摘がある。
検討内容

案1.以下のように保健指導の受診歴を確認する質問項目について
●生活習慣の改善について、これまでに特定保健指導を受けたことがありますか。
①ない(特定保健指導対象者になったことがない)②ない(特定保健指導対象者になったことがあるが、指導をうけたことはない)③1回ある
④2回以上ある
○本質問を採用することのメリット
・過去の特定保健指導の受診歴を確認できることにより、対応の方法を考慮できるとともに、データヘルスの観点から分析に有効である。
・保険者間の移動があっても受診歴を把握できる。
・保健指導に関する質問項目数を維持できる。
○本質問を採用することのデメリット
・特になし。

案2.以下のように食塩摂取に関する質問項目について
●食塩(塩分)の多い食品や味付けの濃い料理を控えていますか

①はい ②いいえ

○本質問を採用することのメリット
・食塩の摂取は高血圧の最大のリスク因子であり、食塩摂取に係る質問項目を入れることは、高血圧予防の観点から有用ではないか。
○本質問を採用することのデメリット
・1つの問では、食塩の摂取量を推測するのは困難であり、現時点で明確なエビデンスが示された食塩摂取に関する質問項目は存在しない。

20