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参考資料1-1 特定健診・特定保健指導の健康増進に係る科学的な知見を踏まえた技術的事項に関する資料 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28516.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会(第3回 10/12)《厚生労働省》
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③保健指導に関する質問項目について
案3.以下のように歯の本数に関する質問項目について
●自分の歯※は何本ありますか。
※自分の歯には、親知らず、入れ歯、ブリッジ、インプラントは含みません。さし歯は含みます。親知らずを抜くと全部で28本が正常ですが、28本より
多かったり少なかったりすることもあります。
①ない ②1~9本 ③10~19本 ④20本以上
※ 質問項目については、「令和元年国民健康・栄養調査」から抜粋。
※ 回答選択肢については診療報酬の算定方法(平成20年厚生労働省告示第59号)別表第二(歯科診療報酬点数表)を参照。
○本質問を採用することのメリット
・糖尿病やメタボリックシンドロームのリスク因子といわれている、歯・口腔の状態を間接的に把握することができる。
○本質問を採用することのデメリット
・質問13「食事をかんで食べる時の状態はどれにあてはまりますか。」の質問で咀嚼機能をすでに評価しており、歯の本数に関わらずブリッジや有床義歯等の補綴治療により咀嚼機能が回
復できることから、さらに当該質問を追加する意義は低いのではないか。
・残存歯数を個人で把握することは困難と予想され、正確に回答できない可能性が高い。

見直しの方向性と修正(案)

 特定保健指導の受診歴を確認する質問項目に修正する。

赤字:修正箇所

質問項目
現行

生活習慣の改善について保健指導を受ける機会があれば、利用しますか。

①はい
②いいえ

生活習慣の改善について、これまでに特定保健指導を受けたことがありますか。

①はい
②いいえ

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修正案


回答

特定保健指導の受診歴を確認する質問に変更することで、転職等のために保険者が変わり、新しい保険者が過去の特
定保健指導の受診歴に係るデータを保有していない場合であっても、この質問項目から受診歴を把握し、過去の特定保
健指導の受診歴に応じた対応方法を考慮できるとともに、データヘルスの観点からも有効な分析が可能となる。

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