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資料2 給付と負担について (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29318.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第103回 11/28)《厚生労働省》
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(4)ケアマネジメントに関する給付の在り方①
現状
〇 ケアマネジメントに要する費用については、10割給付となっている(利用者負担を求めていない)ところ、これ
は介護保険制度創設時にケアマネジメントという新しいサービスを導入するにあたり、要介護者等が積極的に
本サービスを利用できるようにすることを目的としたもの。
〇 ケアマネジメントは、利用者の心身の状況・置かれている環境・要望等を把握し、多職種と連携しながらケア
プランを作成するとともに、ケアプランに基づくサービスが適切に提供されるよう事業者との連絡調整を行うもので
あり、介護保険制度創設から22年が経過し国民の間にも広く普及している。また、ケアマネジャーは、医療と介
護の連携や、地域における多様な資源の活用等の役割をより一層果たすことが期待されている。
〇 ケアマネジメントに関する給付の在り方については、これまでも議論されてきており、直近の令和元年12月の
介護保険部会の意見書では、見直し(利用者負担を導入すること)に慎重な立場・積極的な立場の両論
が併記され、「利用者やケアマネジメントに与える影響を踏まえながら、自立支援に資する質の高いケアマネジメ
ントの実現や他のサービスとの均衡等幅広い観点から引き続き検討を行うことが適当である」とされた。
〇 「新経済・財政再生計画改革工程表2021」においては、第9期介護保険事業計画期間に向けて引き続
き検討することとされている。
【参考】 「新経済・財政再生計画改革工程表2021」(令和3年12月23日経済財政諮問会議)
60.介護のケアプラン作成に関する給付の在り方について検討
a.2019年度の関係審議会における審議結果を踏まえ、利用者負担の導入について、第9期介護保険事業計画期間に向けて、関係審議
会等において結論を得るべく引き続き検討。
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