よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2 給付と負担について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29318.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第103回 11/28)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(1)被保険者範囲・受給権者範囲②
これまでの議論(委員からの主な意見)
・ 介護は高齢者に限定されたニーズではないことや、介護保険と福祉との間で制度の谷間に陥ってしまう事案へ
の対応にも関わる論点であり、介護保険制度創設に向けた議論の段階からの長年の課題。全世代の社会保障
を構築しようとしている今、介護を必要とする全ての人を対象とした普遍的な制度とすべく、被保険者と受給者の
範囲を拡大すべき。
・ 40歳未満であっても、家族が介護保険サービスを受けることで安心して仕事の両立が図られるなど、間接的な
受益者となり得ることから、被保険者の範囲を18歳以上、受給者範囲は年齢の如何を問わないとする案を軸に
議論を進め、拡大することの合意形成を図ることが必要。

・ 介護保険料の引上げにも限界がある。被保険者の拡大についても引き続き検討する必要。
・ 被保険者の範囲を40歳未満に拡大することは、若い世代が十分に介護保険の意義や将来の安心、介護保
険でどういうメリットを得ているのかを理解した上で、納得して進めていくことが必要。
・ 障害福祉サービスをどう普遍化していくか、保険事故としての障害をいかに社会化し、全体で共有できるかという
観点から、それを社会保険方式で皆で支える形にするという観点から賛成。近時、障害者の高齢化が課題になっ
ていることから、障害者部会でも介護保険との接続が論点として議論されており、今後直ちにということではないが、
議論の俎上に上っていくことはあり得る。

3