よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料4 がん対策推進基本計画中間評価報告書(令和4年6月) (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29457.html
出典情報 がん対策推進協議会(第86回 11/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2123

アンメットメディカルニーズに応える新規薬剤開発
2020 2019
年度 年度

①医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議において要望さ
6件
れ抗がん WG における検討品目とされた数

4件

②抗がん WG にて検討され、医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬
3件
検討会議において開発要請した数

3件

③抗がん WG にて検討され、医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬
2件
検討会議において開発要請した品目のうち、承認された数

1件

(がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項)
がん研究については、「がん研究 10 か年戦略」に基づき、順調に進められている。
「がん研究 10 か年戦略」中間評価の結果も踏まえつつ、患者のニーズに応じたがん
研究が推進されるよう、次期戦略や次期基本計画の策定において、引き続き検討が
必要である。また、がん患者に対し、治験や臨床試験に関する情報を提供する体制
の整備についても、引き続き推進が必要である。

3.尊厳を持って安心して暮らせる社会の構築
(1)がんと診断された時からの緩和ケアの推進
(個別目標)
がんによる身体的な痛みは、患者の日常生活に重大な支障を来し、QOLを大きく
損ねる。このため、がん診療に携わる医療機関において、医療従事者は、徹底した疼
痛ケアを行い、患者の日常生活動作に支障が出ないようにする。
国及びがん診療に携わる医療機関は、関係学会等と協力して、医師はもちろんの
こと、がん診療に携わる全ての医療従事者が、精神心理的・社会的苦痛にも対応で
きるよう、基本的な緩和ケアを実施できる体制を構築する。
都道府県がん診療連携拠点病院においては、「緩和ケアセンター」の機能をより一
層充実させる。地域がん診療連携拠点病院における「緩和ケアセンター」のあり方に
ついて、設置の要否も含め、3年以内に検討する。
拠点病院等以外の病院や緩和ケア病棟における緩和ケアの実態及び患者のニー
ズを調査し、その結果を踏まえ、緩和ケアの提供体制について検討を進める。
①緩和ケアの提供について
(進捗状況及び指標測定結果)
緩和ケアの提供に係る患者のニーズを把握するために、患者体験調査や遺族調
査を実施したことは評価できる。これら調査により、心のつらさがあるときに、すぐに
39