よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料4 がん対策推進基本計画中間評価報告書(令和4年6月) (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29457.html
出典情報 がん対策推進協議会(第86回 11/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

医療スタッフに相談できると感じている患者の割合、身体的・精神心理的な苦痛を抱
えている患者の割合、苦痛により日常生活に支障を来している患者の割合は、それ
ぞれ約3~4割と一定の割合を占めており、更なる緩和ケアの充実が求められてい
る。
亡くなる前1か月間の療養生活について、痛みが少なくなかった割合、からだの苦
痛が少なくなかった割合、おだやかな気持ちで過ごせなかった割合は、それぞれ約4
~5割と、こちらも更なる改善が求められた。
都道府県がん診療連携拠点病院における「緩和ケアセンター」の機能を充実させ
るため、2018 年7月の整備指針改定において、ジェネラルマネージャーに関する要件
の強化等を行った。 また、地域がん診療連携拠点病院における「緩和ケアセンター」
のあり方については「がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググル
ープ」において設置の要否について検討されたが、その人員の要件等については十
分な検討を行う必要があることから、慎重な議論が必要であるとされた。
2021 年から「がんとの共生のあり方に関する検討会」のもとに「がんの緩和ケアに
係る部会」を発足し、緩和ケアに関する課題に対して、改めて課題を整理し、必要な
取組について議論を開始している。

301140

心のつらさがあるときに、すぐに医療スタッフ
に相談できると感じている患者の割合

3012

身体的な苦痛を抱えるがん患者の割合

3013

精神心理的な苦痛を抱える
がん患者の割合

3014

身体的・精神心理的な苦痛により日常生活に
支障を来しているがん患者の割合

2018 年度 30.8%

3015

療養生活の最終段階において、
身体的な苦痛を抱えるがん患者の割合

2018 年度
40.4%(痛み)
47.2%(からだの苦痛)

3016

40

療養生活の最終段階において、
精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の割合

2018 年度 32.8%
2018 年度

2014 年度

44.6%

42.6%

2018 年度
38.0%

2014 年度
38.5%

2018 年度 42.3%

項目番号 3011-3014 の患者体験調査の対象となる患者は 19 歳以上、小児患者体験調査の

対象となる患者は 18 歳以下で回答者はその家族等。
40