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【資料1】造血幹細胞移植の現状について (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29335.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会造血幹細胞移植委員会(第59回 12/1)《厚生労働省》 |
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骨髄バンク
ドナー年齢が移植成績に与える影響について
造血器悪性腫瘍に対する非血縁者間骨髄・末梢血幹細胞移植後の転帰とドナー特性との関連を調べたところ、ドナー年齢と
HLA適合度が移植後の全生存期間と関係していた。(Craig Kollman et al. Blood 2016;127:260)
ドナー 18-32歳
33-50歳
51歳-
40歳以上のドナーのクローン性造血の頻度と、それが患者の転帰に与える影響を評価した。クローン性造血の頻度は22.5%で、
DNMT3A変異(14.6%)、TET2変異(5.2%)の順で高かった。DNMT3A変異のあるドナーのクローン性造血(VAF 1%以上)
は患者の全生存期間、無増悪生存期間の延⾧と関連していた。(Christopher J Gibson et al. J Clin Oncol 2022;40:189)
変異アレル頻度
クローン性造血の頻度:22.5%
DNMT3A変異:14.6%
TET2変異:5.2%
12
ドナー年齢が移植成績に与える影響について
造血器悪性腫瘍に対する非血縁者間骨髄・末梢血幹細胞移植後の転帰とドナー特性との関連を調べたところ、ドナー年齢と
HLA適合度が移植後の全生存期間と関係していた。(Craig Kollman et al. Blood 2016;127:260)
ドナー 18-32歳
33-50歳
51歳-
40歳以上のドナーのクローン性造血の頻度と、それが患者の転帰に与える影響を評価した。クローン性造血の頻度は22.5%で、
DNMT3A変異(14.6%)、TET2変異(5.2%)の順で高かった。DNMT3A変異のあるドナーのクローン性造血(VAF 1%以上)
は患者の全生存期間、無増悪生存期間の延⾧と関連していた。(Christopher J Gibson et al. J Clin Oncol 2022;40:189)
変異アレル頻度
クローン性造血の頻度:22.5%
DNMT3A変異:14.6%
TET2変異:5.2%
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