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【資料1】造血幹細胞移植の現状について (29 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29335.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会造血幹細胞移植委員会(第59回 12/1)《厚生労働省》 |
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骨髄・末梢血幹細胞の凍結保存の安全性について
非血縁者間造血幹細胞移植(2020年4月~2021年10月)において、骨髄・末梢血幹細胞の凍結保存が好中球と血小板の生着に
及ぼす影響について後方視的に解析した。凍結保存した場合は、しなかった場合と比較して好中球と血小板の生着がわずかに遅
れた。また、好中球生着への影響は、骨髄よりも末梢血幹細胞の凍結保存で大きかったが、生着不全率は増加しなかった。
(Yoshinobu Kanda et al. Transplant Cell Ther 2022;28:677)
好中球生着
骨髄
中央値:18日
day 28生着率:93.6%
血小板生着
末梢血幹細胞
中央値:16日
day 28生着率:94.9%
末梢血幹細胞
骨髄
中央値:34日
day 28生着率:32.3%
中央値:26日
day 28生着率:61.9%
多変量解析では、
PBSCTの好中球生着、
BMTとPBSCTの血小板生着
の遅れが凍結保存と関係していた。
クローン造血の頻度:22.5%
DNMT3A変異:14.6%
TET2変異:5.2%
凍結保存した場合の、生着に関する
移植源間の有意な差は見られなかった。
(好中球 P=0.067、血小板 P=0.90)
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非血縁者間造血幹細胞移植(2020年4月~2021年10月)において、骨髄・末梢血幹細胞の凍結保存が好中球と血小板の生着に
及ぼす影響について後方視的に解析した。凍結保存した場合は、しなかった場合と比較して好中球と血小板の生着がわずかに遅
れた。また、好中球生着への影響は、骨髄よりも末梢血幹細胞の凍結保存で大きかったが、生着不全率は増加しなかった。
(Yoshinobu Kanda et al. Transplant Cell Ther 2022;28:677)
好中球生着
骨髄
中央値:18日
day 28生着率:93.6%
血小板生着
末梢血幹細胞
中央値:16日
day 28生着率:94.9%
末梢血幹細胞
骨髄
中央値:34日
day 28生着率:32.3%
中央値:26日
day 28生着率:61.9%
多変量解析では、
PBSCTの好中球生着、
BMTとPBSCTの血小板生着
の遅れが凍結保存と関係していた。
クローン造血の頻度:22.5%
DNMT3A変異:14.6%
TET2変異:5.2%
凍結保存した場合の、生着に関する
移植源間の有意な差は見られなかった。
(好中球 P=0.067、血小板 P=0.90)
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