令和 5 年 1 月 6 日(金)
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3-2. 非透過性納体袋が利用できない場合の対応
・基本的に非透過性納体袋を利用することを想定していますが、万一、利用で
きない状況が生じた場合は、搬送時等に体液等の漏出・飛散を考慮する必
要があります。
・このような場合は、鼻、耳、口、膣、肛門等への詰め物や吸水性に優れ
た紙おむつの使用等により体液等の漏出を防止します。
・体液等の漏出・飛散の防止のために納棺し、棺の蓋等の隙間を埋めるため
止水テープ等で目張りします。その場合は遺体からの接触感染を防止す
るため、蓋を開けることは行わないようにします。また、棺は木製である
ため、隙間以外からの体液等の漏出の可能性がある場合には、速やかに火
葬を行うことを推奨します。
・上記の作業時には適切な個人防護具〔サージカルマスク、手袋、長袖ガウ
ン、目の防護具（フェイスシールド又はゴーグル）
〕を着用し、感染対策
の専門知識を有する者が実施することを推奨します。
3-3. 体液等の飛散等が起こり得る特殊な場合においては、
どのように感染対策をするべきか
・血液・体液・分泌物・排泄物等が顔に飛散するおそれのある特殊な状況で
は、適切な個人防護具〔サージカルマスク、手袋、長袖ガウン、目の防護
具（フェイスシールド又はゴーグル）
〕は、下記参考資料で示されている
ように、カッパ等体を覆うことができ、破棄できるもので代替可能です。
撥水性があることが望まれます。単回使用のものは適切に廃棄し、再利用
するものは適切な消毒を行ってください。このような特殊な場合の対応に
ついては、事前に準備・相談しておいてください。
（参考）長袖ガウンの代替品 厚生労働省：サージカルマスク、長袖ガウン、ゴー
グル及びフェイスシールド、の例外的取扱いについて（令和 2 年 4 月 14
日事務連絡）

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