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資料1-3_健康・医療・介護情報利活用検討会 医療情報ネットワークの基盤に関するワーキンググループ とりまとめ (案) (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31613.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療情報ネットワークの基盤に関するワーキンググループ(第7回 3/9)《厚生労働省》
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臨床検査マスタ
「測定法コード」等に関しては、医療機関等間で登録する負担等も加味して、今回対象とする「生活習慣病関連の項目」、「救急時に有用な項
目」の測定法コードについては、「998(方法問わず)」に統一する等のルール化も検討する。

臨床検査マスタ(JLAC10)の課題
アルブミン(可視吸光光度法(BCG法、BCP改良法))の例

A:分析物コード
(5桁)



検査対象物質を5桁の文字列により
分類する。一部例外として“反応名”
を“物質名”に代えて適用する場合が
ある(潜血反応等)。

B:識別コード
(4桁)



分析物を検査内容に沿って細分する
必要がある場合に4桁の数列により
分類する(ウイルス抗体価の分類
等)。細分が不要な場合は「0000」
を設定する。

C:材料コード
(3桁)



同一項目における検査材料の別を3
桁の数列により分類する。

D:測定法コード
(3桁)



同一の項目における測定法の別を3
桁の数列により分類する。

3A015 – 0000 – 023 – 271 – 01
• 測定法コードを決定する手順が確立され
ておらず、医療機関で用いられる分類と
JLAC10の分類で、粒度や用語が異なるた
め、測定法コードの付番が困難(*1)

アルブミンの例(測定法を問わず)

3A015 – 0000 – 023 – 998 – 01










アルブミン(その他)の例

3A015 – 0000 – 023 – 999 – 01

E:結果識別コード •
(2桁)

(*1)指摘されているJLAC10 及び臨床検査マスタの問題点について
医療等分野の標準化についての現状及び 今後の課題に関する調査研究 一式 最終報告書(令和4年3月25日)

一つの検査項目において結果が単独
あるいは複数を問わず、結果表現の
別を2桁の数列により分類する。

【(参考)JLAC11の構成】
◼ コードの桁数構成は変更せずに、「識別コードの体系を変更」、「測定法コードを測定物
コードに対応して定義」、「結果識別コードを廃止し、代わりに単位コード」を導入。
◼ コードの採番を容易にすることや、項目名の検索時のキーワードとして利用するため、測定
物コード、識別コード、材料コードの12桁に対応したJLAC検査名称を設定。

JLAC検査名称

分析物(5桁)

識別(4桁)

材料
(3桁)

測定法
(3桁)

結果単位
(2桁)

◼ JLAC11 は、JLAC10 と同様 17 桁
◼ 新たに“JLAC 検査名称”を設定
◼ 基本的構成は、JLAC 検査名称(測定物+識別+材料=12 桁)
+測定法(3桁) +結果単位(2桁)
◼ 測定法コードは、JLAC 検査名称に対応する固有コードとする
◼ JALC10 での結果識別コードは結果単位コードとし、測定値に
関する単位をコード化
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