よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料3_第4期がん対策推進基本計画(令和5年3月) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32589.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第10回 4/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

及び受診者数等を継続的に把握する仕組みがない。
(取り組むべき施策)
国は、受診率向上に向けて、がん検診受診率をより正確かつ精緻に、また、個
人単位で把握することができるよう検討する。
国は、受診率向上に向けて、これまでの取組から得られた知見を踏まえつつ、
より科学的かつ効率的な受診勧奨策を、関係学会や企業等の協力を得て、都道府
県及び市町村と連携して推進する。また、全ての国民ががん検診を受診しやすい
体制の整備に向け、保険者への財政上のインセンティブを活用したがん検診の
推進、がん検診と特定健診の同時実施の推進、事業主健診時における市町村等で
実施するがん検診の受診勧奨の推進、女性・障害者・非正規雇用者等が受診しや
すい環境整備など、受診者の立場に立ったがん検診を受診する上での利便性の
向上に努める。
市町村及び検診実施機関においては、受診者に分かりやすくがん検診を説明
するなど、受診者が、がん検診の意義及び必要性を適切に理解できるよう努める。
また、国は、指針に基づくがん検診の意義及び必要性について、国民が正しく理
解できるよう普及啓発を行う。
国は、新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえ、感染症発生・まん延時等に
がん検診の提供体制を一時的に縮小した場合でも、状況に応じて速やかに提供
体制及び受診行動を回復させることができるよう、平時における準備等の対応
について検討する。
国は、実施主体によらずがん検診を一体的に進めることができるよう、職域に
おけるがん検診について、実施状況の継続的な把握及び適切な実施に向けた課
題の整理を行い、必要に応じて、その法的な位置付けも含め、がん検診全体の制
度設計について検討する。

② がん検診の精度管理等について
(現状・課題)
がんの早期発見・早期治療につなげ、がんの死亡率を減少させるためには、が
ん検診における精度管理が必要不可欠である。

11