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08_参考資料2_接種類型と定期接種化プロセスについて(2019年(令和元)年9月26日 第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会 資料2-2) (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33297.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会(第32回 5/24)《厚生労働省》
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今後の予防接種に関する課題についてのWHOの検討状況
⚫ 世界保健機関(WHO)では、 “Immunization Agenda 2030”の策定に向けた検討を行っている。
⚫ 検討中のドラフトでは、7つの「戦略的優先事項(strategic priorities)」が示されており、ワクチン接種体制
の構築、生涯を通じたワクチン接種の必要性、などが挙げられている。

WHOの “Immunization Agenda 2030” の草案に提案されている「戦略的優先事項」(抜粋)
➢ 緊急時のワクチン接種体制(Outbreaks and Emergencies)
<目的>
・ワクチンで防げる病気( VPD )によるアウトブレイクに対する対策を維持・強化する。また、闘争、政情不安、そ
の他の緊急事態に影響を受けている人々が、不可欠な予防接種を受けられるようにする。

<重要な領域>(抜粋)
・予防接種を強化する計画と、アウトブレイクへの対応を統合し、アウトブレイクの理由を明らかにして再流行のリ
スクを減らす。


➢ 生涯を通じたワクチン接種(Life course and integration)
<目的>
・予防接種の利益や効果を最大限実現する。そのために、人々を主体とした環境を構築・強化し、生涯を通じて、ワ
クチン接種やそれに付随する介入を提供する。また、その他の関係諸機関と協力し、キャッチアップ接種を提供で
きるあらゆる機会を活用する。

<重要な領域>(抜粋)
・妊婦や医療従事者など特定の成人集団等も含めて、生涯を通じた予防接種の提供環境を構築する。また、予防接種
の機会を逸した者を減らす方策を拡大する


(出典: WHO, Immunization Agenda 2030 draft one )
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