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08_参考資料2_接種類型と定期接種化プロセスについて(2019年(令和元)年9月26日 第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会 資料2-2) (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33297.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会(第32回 5/24)《厚生労働省》
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ACIPの概要
⚫ 米国では、ACIP(Advisory Committee on Immunization Practices)が各ワクチンについて、科学的根拠に基づいて勧告案
(recommendation)を作成し、定期接種プログラムに大きな役割を果たしている。

ACIP作業部会

○ACIP作業部会は、情報の収集、解析を行い、ACIP会議のための準備をする。
○既存ワクチンの安全性や有効性等についての新規データが入手される際や新規ワクチン承認12~18
か月前にACIP作業部会が設置される。
既存の勧告案については少なくとも7年ごとに定期的に見直され、その際にも作業部会を設置する。
○ACIP作業部会の会議はACIP会議と異なり、公開会議ではない。
○製薬会社は、ACIP作業部会にデータを提供する。

ACIP会議

○ACIP会議において、CDCへの勧告内容の検討、決議が実施される。
〇ACIP会議の議題項目は会議の3ヶ月前にACIP事務局を通じて、ACIPメンバーや作業部会等に伝達され
る。
□適応と接種スケジュール □安全性と効果 □現在の推奨の成果と実施のしやすさ
□ワクチン供給の平等性 □コスト □他の学会の指針との統一
参考: ACIP Work Group Guidance
第9回厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会

資料2-2

CDC(Centers for Disease Control and Prevention)がACIPの勧告を審査し、
定期接種プログラム導入に関する最終決定を行う。
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