医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版(令和5年5月)Q&A (55 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000516275_00006.html |
出典情報 | 医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版(5/31)《厚生労働省》 |
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企 Q-43 災害等で電子システムが運用できない場合で、一時的に運用した紙データを
後から電子システムに反映させることは、真正性の観点から問題にならないか(システ
ムへの入力時のタイムスタンプが有効になるのではないか。)。
A
適切な安全管理が実施されていれば、問題ありません。
「11.非常時(災害、インシ
デント、サイバー攻撃被害、システム障害)対応と BCP 策定」において要求事項が記載
されているため、そちらを参照してください。
また、紙データを電子システムに反映させる際に、紙データをオリジナルとして保存
する必要が生じると考えられます。オリジナルの紙データをスキャナ等により電子化し
て保存する場合は、
「16.紙媒体等で作成した医療情報の電子化」を参照してください。
電子カルテ等に転記した場合、転記した情報で診療等を実施することに問題はありま
せん。ただし、オリジナルとしての紙又はスキャナ等で電子化したデータは、別途適切な
安全管理を実施した上で、定められた期間保存する必要があります。
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