よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料3】第四期医療費適正化基本方針について (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33914.html
出典情報 社会保障審議会医療保険部会(第165回 6/29)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

高齢者医薬品安全使用推進事業・高齢者医薬品適正使用検討会の
今後の取組みの方向性について
高齢者においては、複数の併存疾患を治療するための医薬品を多数服用することによって、多剤服用による害を生
じる「ポリファーマシー」に陥りやすい状況にある。
そこで、「高齢者医薬品適正使用検討会」を開催し、多剤併用時の適正使用情報(重篤副作用の発見・対処、薬剤
選択情報(推奨薬と安全性))を中心に、有害事象回避のための処方見直し等の具体的な方法について定めた指針の
策定、アップデートを行うとともに適正使用情報を効果的に周知する方法等について検討を行っている。
これまでの事業内容

●平成30年度 指針策定

●令和元年度 療養環境別の指針を策定
●令和2年度 「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」(業務手順書)の策定
●令和3年度 指針・業務手順書を特定の病院で実際に運用し、有効性の検証・課題の抽出
●令和4年度 令和3年度の延長で地域(病院、薬局、介護施設等)で実際に運用し、有効性の検証・課題の抽出

令和5年度

⚫ ポリファーマシー対策状況のアンケート調査(好事例の抽出等)
⚫ 令和3、4年度事業の成果を踏まえた指針及び業務手順書の見直しを実施
➢ 外部有識者により構成されるWGを運営し、改訂案の作成

➢ 高齢者医薬品適正使用検討会において、改訂案の実効性について検討
➢ 改訂した指針及び業務手順書の周知
34