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【資料3】第四期医療費適正化基本方針について (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33914.html
出典情報 社会保障審議会医療保険部会(第165回 6/29)《厚生労働省》
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効果が乏しいというエビデンスがあることが指摘されている医療
(抗菌薬適正使用の取組)


効果が乏しいというエビデンスがある医療については知見が集積されてきている。こうした医療サービス
の提供状況について、地域ごとに都道府県、医療関係者、保険者などが把握・検討を行い、これを踏まえ
て必要な適正化に向けた取組を進めることは重要。他方、こうした医療サービスは、個別の診療行為とし
ては医師の判断に基づき必要な場合があることには留意が必要。



例えば、急性気道感染症や急性下痢症の治療における抗微生物薬の使用については、 AMRアクションプラ
ンや「抗微生物薬適正使用の手引き」の策定等の関係者の取組を通じて、使用量が減少してきている。
抗菌薬の使用動向(DID)

都道府県ごとの抗菌薬使用状況(DID)
4

15

13.93 13.99 14.63 14.51

13.70 13.28

3.5

13.15
10.41

10

3
2.5

2
1.5

5

1

0
2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
※経口および注射用抗菌薬合計
出典:薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2021

0

北海道
青森
岩手
宮城
秋田
山形
福島
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
富山
石川
福井
山梨
長野
岐阜
静岡
愛知
三重
滋賀
京都
大阪
兵庫
奈良
和歌山
鳥取
島根
岡山
広島
山口
徳島
香川
愛媛
高知
福岡
佐賀
長崎
熊本
大分
宮崎
鹿児島
沖縄

0.5

※15歳未満の第3世代セファロスポリン系のデータ
出典:薬剤耐性(AMR)ワンヘルスプラットフォーム

※DID(DDDs per 1,000 inhabitants per day):人口や抗菌薬毎の使用量の差を補正するため、抗菌薬の使用量を1000住民・1日あたりの標準的な使用量で指標化したもの。

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