よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料3】第四期医療費適正化基本方針について (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33914.html
出典情報 社会保障審議会医療保険部会(第165回 6/29)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

医療資源の投入量に地域差がある医療


がんの化学療法についても、諸外国では外来での実施が基本とされている。質の高い新薬開発の恩恵等に
より、日本でも副作用のコントロールをしつつ、外来で治療を行うケースが増えているが、入院で化学療
法を実施するケースが一定存在する。

○悪性新生物(腫瘍)の入院患者・外来患者数の推移

○諸外国の状況
【ASCO(アメリカ臨床腫瘍学会)】
• 治療期間はさまざまな要因で決定される。数分~数時間の治療もあれば、
持続注入化学療法と呼ばれる数日~数週間となるものもある。治療のた
めに病院や診療所に泊まる必要はない。代わりに薬物は持ち運び可能な
小さなポンプから注入される。

(千人)

200
180
160

136.8

140

139.4

156.4

144.9

141.4

140.1

120
100

⑵化学療法

119.9

119.7

1999

2002

163.5

134.8

80
2005

2008

外来

2011

入院

183.6 182.2

171.4
129.4

126.1 112.9

【Canadian Cancer Society(カナダがん学会)】
• ほとんどの化学療法は外来で行われ、診療所や病院で泊まる必要はない。
24時間以上にわたり治療が行われる場合は病院に泊まる必要がある場
2014 2017 2020
合もある。一部では、化学療法を導入する場合、副作用を観察するため
病院に泊まることがある。
出典:患者調査(各年度)

○人口千人当たりの入院での化学療法の件数
14
12
10
8
6
4
2
0

12.3

沖縄

鹿児島

宮崎

大分

熊本

長崎

佐賀

福岡

高知

愛媛

香川

徳島

山口

広島

岡山

島根

鳥取

奈良

和歌山

兵庫

大阪

京都

滋賀

三重

愛知

静岡

岐阜

長野

山梨

福井

石川

富山

新潟

東京

千葉

埼玉

群馬

栃木

神奈川

※ 年齢構成は未調整

茨城

福島

山形

秋田

宮城

岩手

青森

北海道

4.6

出典:化学療法の件数はDPCデータ、人口は人口推計(2019年)

40