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【資料3】第四期医療費適正化基本方針について (37 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33914.html |
出典情報 | 社会保障審議会医療保険部会(第165回 6/29)《厚生労働省》 |
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抗菌薬適正使用の取組
抗菌薬の適正使用の取組は、AMRリファレンスセンターが作成する資材等を活用した国民向けの啓発や、保険者がレセプトデー
タ等を用いた地域ごとの動向調査を調査し、医療関係者と協働して必要な取組を行うことが考えられる。
現在、販売量及び診療明細情報を用いた抗微生物薬使用量(AMU)
に関する入院・外来での 監視を実施している。この調査結果から、
抗微生物薬の使用は、病院以上に診療所での処方が 多くを占めてい
る実態が明らかとなった。なかでも処方の9割を外来が占めており、
上気道感染症 や下痢症といった本来抗菌薬が不要と考えられる疾患
に多くが使用されていることが明らかになっ てきた。適正使用の更
なる推進のためには、多くの処方がなされている診療所を対象とす
る 動向調査を実施することが重要となる。
薬剤耐性(AMR)アクションプラン
2023-2027(抜粋)
協会けんぽでは、支部においてレセプトデータを活用して、抗菌薬
の使用実態を調査している。医療関係者と共同して、地域ごとに必
要な取組を行うことが考えられる。
外来診療における抗菌薬使用動向
AMRリファレンスセンターでは、一般向けの啓発用資材としてポ
スターやリーフレットが公開されている。
https://amr.ncgm.go.jp/materials/
協会けんぽ第7回調査研究フォーラム資料より作成
36
抗菌薬の適正使用の取組は、AMRリファレンスセンターが作成する資材等を活用した国民向けの啓発や、保険者がレセプトデー
タ等を用いた地域ごとの動向調査を調査し、医療関係者と協働して必要な取組を行うことが考えられる。
現在、販売量及び診療明細情報を用いた抗微生物薬使用量(AMU)
に関する入院・外来での 監視を実施している。この調査結果から、
抗微生物薬の使用は、病院以上に診療所での処方が 多くを占めてい
る実態が明らかとなった。なかでも処方の9割を外来が占めており、
上気道感染症 や下痢症といった本来抗菌薬が不要と考えられる疾患
に多くが使用されていることが明らかになっ てきた。適正使用の更
なる推進のためには、多くの処方がなされている診療所を対象とす
る 動向調査を実施することが重要となる。
薬剤耐性(AMR)アクションプラン
2023-2027(抜粋)
協会けんぽでは、支部においてレセプトデータを活用して、抗菌薬
の使用実態を調査している。医療関係者と共同して、地域ごとに必
要な取組を行うことが考えられる。
外来診療における抗菌薬使用動向
AMRリファレンスセンターでは、一般向けの啓発用資材としてポ
スターやリーフレットが公開されている。
https://amr.ncgm.go.jp/materials/
協会けんぽ第7回調査研究フォーラム資料より作成
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