-
2011年11月02日(水)
[看護] 看護新時代を迎え、チーム医療や在宅看護の重要性宣言 日看協
-
日本看護協会は、11月2日に開催された「第16回日本看護サミット’11」で、看護のさらなる発展のため「福岡宣言」を行った。
日看協は、社会構造や疾病構造の変化に伴い、高度化・多様化する看護ニーズに応えるための変革が求められているとの見解を示し、「看護新時代」を迎え、看護の発展のために、チーム医療や在宅看護の重要性を強調した。
具体的には、(1)新たな協働の時代にチーム医療を推進し、看護の専門性を追求し・・・
-
2011年10月17日(月)
[看護] 専門的看護師等医療人材養成事業支援に、群馬大など10件を選定
-
文部科学省は10月17日に、「専門的看護師・薬剤師等医療人材養成事業」の選定結果について公表した。
本事業は、厚生労働省の「チーム医療推進会議」における議論の動向を踏まえつつ、「高度看護専門職の養成」「臨床能力に優れた薬剤師の養成」などの実施を通じて、チーム医療の推進に資する人材の養成を図ることを目的としている。
8月22日までに申請があったのは71件(看護系38件、薬学系33件)。そのうち、平成23年10月4・・・
-
2011年10月06日(木)
[看護] 野田首相にも、看護職の労働環境改善を要望 日看協
-
日本看護協会は10月6日に、野田内閣総理大臣に対し「看護職が働き続けられる労働環境の改善を求める要望書」を提出したことを明らかにした。
日看協は、被災地の看護職の雇用と医療機関の職員確保を同時に推進するための就労相談体制の強化といった予算措置を要望。これに対し、野田首相は「被災地での保健師の活動には感謝している。第三次補正でも復興に向けた基金などを上乗せし人材雇用など推進していきたい」と述べたこと・・・
-
2011年09月30日(金)
[看護] 外来看護に関わる診療報酬制度の積極的活用など提案 日看協
-
日本看護協会はこのほど、「外来における看護の専門性の発揮に向けた課題」と題する資料を公表した。これは、一般外来での看護を含め、専門性の高い看護外来の推進について討議し、まとめたもの。
外来看護とは、疾病を持ちながら地域で療養・社会生活を営む患者やその家族等(以下「患者や家族」)に対し、「信頼される診療や、生活が円滑に送れるように調整を図りながら、看護職が診療補助や療養上の世話を提供する」こと。・・・
-
2011年09月29日(木)
[看護] 高度実践看護師カリキュラムの検討やチーム医療推進を 学術会議
-
日本学術会議はこのほど、「高度実践看護師制度の確立に向けて―グローバルスタンダードからの提言―」と題する提言を公表した。提言では、高度実践看護師が具備すべき能力や標準的な教育、医師との協働関係、医療サービスを保証するための教育や制度について検討し、今後の具体的な方向について提示している。
安心・安全で信頼できる医療へのニーズが高まる一方、医師不足や偏在、医療の高度化、業務量の増大などによる、医療・・・
-
2011年09月28日(水)
[看護] 看護体制強化に向けた診療報酬や特定看護師法制化を要望 日看協
-
日本看護協会は9月28日に、民主党の輿石幹事長に宛てて、要望書を提出した。
日看協は、常に安全で質の高い医療を提供できる体制を確保することは、国の重要な責務としたうえで、(1)被災した看護職等の保健医療従事者、保健医療施設への支援(2)看護職の就業継続を可能にする労働環境改善のための人員体制強化(診療報酬上の評価)(3)特定看護師(仮称)の制度化・法制化の推進―を求めている。
このうち(2)では、看護・・・
-
2011年07月29日(金)
[看護] インドネシア、フィリピンからの看護師等候補総受入数累計は1360人
-
厚生労働省はこのほど、平成23年度経済連携協定に基づくインドネシア人およびフィリピン人の看護師、介護福祉士候補者の受入れについて、平成23年7月18日現在の状況を公表した。
日・インドネシア経済連携協定(EPA)(平成20年7月1日発効)および日・フィリピン経済連携協定(EPA)(平成20年12月11日発効)に基づき、看護師・介護福祉士の受入れが開始されている。また、候補者の受入れを適正に実施する観点から、国際厚生事・・・
-
2011年07月26日(火)
[看護] 診療報酬上の評価がある認定看護師、需要高まっている 日看協
-
日本看護協会は7月26日に、専門看護師・認定看護管理者が合わせて1万人を超えたことを明らかにした。
日看協は、「第19回認定看護師認定審査」「第15回認定看護管理者認定審査」を実施し、両認定審査に2313人が受験し、認定看護師に1713人、認定看護管理者に399人の合格者を輩出した。その結果、2011年7月1日現在、専門看護師は612人、認定看護師は9047人、認定看護管理者は1339人となり、資格認定制度が看護界の総意で1994年・・・
-
2011年07月11日(月)
[看護] 都内29の指定病院で、復職を支援する無料研修を実施 東京都
-
東京都は7月11日に、離職した看護職員の復職を支援する研修の開催について公表した。平成22年に引き続き、平成23年度も「東京都看護職員地域就業支援病院」を29病院指定し、再就職を希望する看護職員を対象に、身近な地域で経験やスキルに応じた講習や実習、就職相談を行う。病院での実習終了後、訪問看護ステーションや介護老人保健施設等でも2日間の研修を受けることができる。
病院での研修期間は1日コース、5日コース、7日・・・
-
2011年07月05日(火)
[看護] 看護師の雇用、質向上のために10月までに9病院からヒアリング
-
厚生労働省は7月5日に、看護師等の「雇用の質」の向上のための取組の実施に関する通知を発出した。
厚労省は、平成22年11月より「看護師等の『雇用の質』の向上に関する省内プロジェクトチーム」を設置し、看護業務が「魅力ある職業」となるために、厚生部局と労働部局とが共通認識を持ちながら「職場づくり」「人づくり」「ネットワークづくり」に取り組むこととする報告書を平成23年6月17日にとりまとめていた。
本通知で・・・
-
2011年07月01日(金)
[付添看護] 重度ALS患者の入院における付添支援の特例について周知を依頼
-
厚生労働省は7月1日に、介護保険最新情報vol.218を公表した。今回は「重度のALS患者の入院におけるコミュニケーションに係る支援に関する地域支援事業の取扱い」に関する通知を掲載している(p2参照)。
重度ALS患者の入院に関しては、平成22年6月2日に構造改革特別区域推進本部「『明日の安心と成長のための緊急経済対策』における構造改革特区に係る臨時提案等に対する政府の対応方針」により、「一定の要件を付した上で・・・
-
2011年06月28日(火)
[看護] 「特定看護師」の業務と名称、独占としない方針 厚労省試案
-
厚生労働省が6月28日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、厚労省当局から「特定看護師(仮称)の考え方(試案)」が提示され、それに基づいた議論が行われた。
試案では、特定看護師(仮称)の業務は、医療現場の実態に配慮し、いわゆる「業務独占」としないことが明記された。また名称についても、看護師と異なる新たな職種の創設と誤解されないよう配慮し、「名称・・・
-
2011年06月23日(木)
[看護] インドネシア人看護師の滞在期間延長に伴い、研修内容等を通知
-
厚生労働省は6月23日に、「特例インドネシア人看護師候補者の雇用管理、研修の実施等に関する指針」に関する通知を発出した。
本年3月11日に、特例インドネシア人およびフィリピン人看護師・介護福祉士候補者の滞在期間を延長することが閣議決定された(p19~p20参照)。これをうけ、厚労省は「特例インドネシア人看護師候補者の雇用管理、研修の実施等に関する指針」(告示)を同日付で公布(p15~p18参照)。本通知は、・・・
-
2011年06月21日(火)
[看護] 労務管理体制の確立に踏み込んだ厚労省報告を高く評価 日看協
-
日本看護協会はこのほど、厚労省の「看護師等の『雇用の質』の向上に関する省内プロジェクトチーム」報告についての見解を公表した。同プロジェクトチームは厚労省が平成22年11月に設置、平成23年6月17日に報告を取りまとめている。
報告について日看協は「厳しい労働実態と労務管理体制の脆弱性を指摘し、看護業務改善の方向について労務管理体制の確立を求める点にまで踏み込んだという点で画期的であり高く評価できる」とす・・・
-
2011年06月20日(月)
[看護] 外国人候補者に対する日本語能力の強化など、具体的取組を示す
-
政府は6月20日に、経済連携協定(EPA)に基づく看護師・介護福祉士候補者の受入れ等についての基本的な方針を発表した。
今般、EPAに基づき実施されている看護師・介護福祉士候補者の受入れに関して、「日本語能力の不足」「看護師候補者の国家試験合格率の低迷」「受入れ希望施設の減少傾向」「ベトナム、タイおよびインドからも受入れ要望を提起」など、現行枠組みの改善が必要となってきた。そこで、受入れ等についての基本・・・
-
2011年06月17日(金)
[看護] 看護師等の「雇用の質」の向上に関する省内PT報告書を公表
-
- 看護師等の「雇用の質」の向上のための取組を推進します!~「職場づくり」「人づくり」「ネットワークづくり」のために5局長連名通知を発出~(6/17)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 看護課 カテゴリ: 看護
厚労省は、平成22年11月より「看護師等の『雇用の質』の向上に関する省内プロジェクトチーム」を設置し、看護業務が「魅力ある職業」となるために、厚生部局と労働部局とが共通認識を持ちながら「職場づくり」「人づくり」「ネットワークづくり」に取り組むこととする報告書をとりまとめた。
報告書では、看護師等の勤務環境等・・・
-
2011年06月17日(金)
[看護] 「魅力ある職業」のための3つの推進策を提示
-
厚生労働省は6月17日に、看護師等の「雇用の質」の向上のための取組に関する通知を発出した。
厚労省は、平成22年11月より「看護師等の『雇用の質』の向上に関する省内プロジェクトチーム」を設置し、看護師等の勤務環境や雇用管理の改善に関する検討を行ってきた。看護師等の勤務環境等の現状は、(1)超過勤務が多い(2)休暇がとれない、とりずらい(3)夜勤の勤務時間が長時間である―など、負担が重い。そのため、新規資格・・・
-
2011年06月03日(金)
[看護] 夜勤・交代制の改善目標示し、診療報酬算定要件に反映を 日看協
- 日本看護協会は6月3日に、厚生労働省の金子労働基準局長に宛てて「看護職の夜勤・交代制勤務等の労働条件・環境の適正化に関する要望書」を提出した。日看協は、看護職の労働条件・環境改善の立ち遅れによって、「多人数の離職→多くの新規採用→多人数の離職」という悪循環に陥っていることを強調。そのうえで、現行の労働基準法に、医療従事者の夜勤・交代制勤務に関する適切な規定がないことが、労働条件悪化の要因でもあると指・・・
-
2011年06月02日(木)
[看護] 看護職のWLB推進で女性全体の働く環境を改善 日看協
-
日本看護協会は6月2日に、看護職のワーク・ライフ・バランス(WLB)推進、児童虐待予防への体制整備を求める要望書を厚生労働省の高井雇用均等・児童家庭局長に宛てて提出したことを公表した。
要望書によると、看護職は女性雇用労働者の18人に1人に相当し、女性全体の働く環境を改善する上で、看護職への仕事と家庭の両立支援、労働時間管理の適正化などが重要としている。特に、医療施設などの大半は中小規模であり、法規定・・・
-
2011年05月23日(月)
[意見募集] インドネシア人看護師等の滞在期間延長を特例で認める
-
- 経済上の連携に関する日本国とインドネシア共和国との間の協定の適用を受けるインドネシア人看護師等の出入国管理上の取扱いに関する指針の特例を定める告示案に関する意見募集について(5/23)《法務省》
- 発信元:法務省 入国管理局 入国在留課 カテゴリ: 看護
これは、我が国とインドネシア共和国間の協定により、平成20年度に日本に入国し、在留期間更新を2回受け、かつ、2回目の更新を受けた後に看護師国家試験を受験したインドネシア人看護師等の滞在期間について、平成23・・・
-
2011年05月18日(水)
[意見募集] インドネシア人看護師候補者の滞在延長で、研修改善計画策定を
-
- 特例インドネシア人看護師候補者の雇用管理、研修の実施等に関する指針の策定等について(概要案)に関する意見の募集について(5/18)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 派遣・有期労働対策部 外国人雇用対策課 カテゴリ: 看護
我が国とインドネシア共和国の間で結ばれた経済連携協定(EPA)に基づき、平成21年度までに入国したインドネシア人看護師候補者については、一定条件の下で、滞在期間が1年間延長される(p6~p7参照)。厚労省は、期間延長にあたり、候補者の雇用管理、研修等に関する・・・
-
2011年05月16日(月)
[訪問看護] 東京都が「重症心身障害児在宅療育支援マニュアル」を公表
-
東京都は5月16日に、「訪問看護師のための重症心身障害児在宅療育支援マニュアル」を公表した。
在宅で過ごす重症心身障害児には、訪問看護による支援が期待されている。しかし、希少な疾患が多く経験の積み重ねが難しいことから、重症心身障害児の訪問看護を実施している訪問看護ステーションが少ないのが実情だ。そのため東京都は、訪問看護師が重症心身障害児の在宅支援に安心して取り組めるよう、初めてマニュアルを作成。・・・
-
2011年05月16日(月)
[看護] 特定看護師の議論に向け、専門・認定看護師の役割等を再整理
-
厚生労働省が5月16日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、前回に続き、特定看護師(仮称)の業務範囲および要件について議論を行った。
資料では、(1)看護師に対する医師の指示の在り方(2)医療現場における専門看護師・認定看護師の役割―が改めて整理されている。
まず(1)の医師から看護師への指示については、「具体的指示」と「包括的指示」の違いなどを・・・
-
2011年05月06日(金)
[看護] EPAに基づくインドネシア人看護師等候補者、3年で686名受入れ
-
厚生労働省は5月6日に、日・インドネシア経済連携協定に基づくインドネシア人看護師・介護福祉士候補者の受入れについて、平成23年4月30日現在の状況を公表した。
看護師・介護福祉士候補者の受入れを含む日・インドネシア経済連携協定(EPA)は、平成19年8月20日に両国首脳によって署名され、我が国の国会承認(平成20年5月16日)を経て、平成20年7月1日に発効した。これにより、平成20年度からインドネシア人看護師・介護福・・・
-
2011年04月27日(水)
[看護] 特定看護師(仮称)の業務・行為、急性期と慢性期に大別し例示
-
厚生労働省が4月27日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、特定看護師(仮称)の業務範囲および要件等について議論した。
資料には、看護業務として実施される際に特定看護師(仮称)によって実施されるべき業務・行為の例が示されている(p13参照)。それによると、急性期に実施されるべき業務・行為には、(1)抗不整脈剤の投与(2)一時的ペースメーカーの操・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。