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2010年03月02日(火)
[医療政策] 長妻厚労相の日医への意見要望に対し、意見交換を要請 日医
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日本医師会は3月3日の定例記者会見で、長妻厚生労働大臣の所信表明についての見解を公表した。これは、2月17日に、衆議院厚生労働委員会において長妻厚生労働大臣が行った所信表明の内容について、大臣自らが、日医に対し、意見、提言を求めたことを受けてのもの。日医はまず、「大臣が私どもに意見を求められたことについて感謝いたします」と敬意を表明。そのうえで、意見とお願いを述べている。
具体的には、日医が医療政策・・・
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2010年03月01日(月)
[社会保障] 社会保障制度の維持向上、高所得者の消費支出を高める政策を
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- 医療・介護・保育「未来への投資」プロジェクトチーム(第4回 3/1)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革
また資料には、家計に眠る「過剰貯蓄」が提示されている(p8~p15参照)。そこでは、家計の過剰貯蓄の背景には、将来の不安や公的年金制度に対する不信感があるとしている。また、社会保障制度の維持可能・・・
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2010年02月26日(金)
[へき地医療] へき地保健医療対策の実施要綱改正、拠点病院の指定見直しへ
- 厚生労働省が2月26日付で出した、へき地医療拠点病院についての事務連絡。現在開催中の「へき地保健医療対策検討会」が実施した調査では、へき地医療活動を事実上実施できていない拠点病院が存在することが明らかになった。そのため、平成13年5月に出された「へき地保健医療対策事業実施要綱」を改正し、平成22年4月1日から適用する予定としている。これを踏まえ、各都道府県に改正内容及び留意事項について管内のへき地医療拠点・・・
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2010年02月24日(水)
[医療政策] 医療産業が今後の知識集約産業の基軸になる 日医
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日本医師会はこのほど開催した定例記者会見で、「経済成長と医療政策のあり方」に関する報告書を発表した。これは、表題についての会長からの諮問に答えたもの。
本報告書は(1)政治環境の変化(2)経済成長と医療財政(3)イノベーションと医療(4)自律的な専門職集団としての医師のあり方―の4部構成となっており、それぞれについて学識者が論文形式で執筆している。
このうち(2)の「経済成長と医療財政」においては、・・・
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2010年02月24日(水)
[医療情報] 電子カルテ等の導入知識がチェックできるしおりを公表 日医
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日本医師会は2月24日の定例記者会見で、「医療情報システムを安全に管理するためのしおり」を公表した。これは、院長や理事長などの管理者が、医療情報システムの導入を検討したり、導入を決定する際に、院内の情報技術管理者や取引先の業者に対し、適切に指示ができる知識を持っているかどうかチェックするもの。
このしおりを用いれば、Q&Aや事例をもって、(1)電子的な医療情報を取り扱う際の責任のあり方(2)電子的な医・・・
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2010年02月23日(火)
[社会保障] 平成22年度の社会保障予算・法案の報告うける 社保審
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厚生労働省が2月23日に開催した、社会保障審議会で配付された資料。この日は、平成22年度の厚労省関係予算案や通常国会提出法案などについて報告を受けた。
資料には、(1)平成22年度厚労省関係予算案(p9~p70参照)(2)厚労省所管の第174回国会提出予定法案(p71~p86参照)(3)平成19年度社会保障給付費(p111~p149参照)―などがまとめられている。
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2010年02月22日(月)
[規制改革] ナースプラクティショナーの必要性を議論 特区推進本部
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- 構造改革特別区域推進本部 評価・調査委員会 医療・福祉・労働部会(第30回 2/22)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 地域活性化統合事務局 カテゴリ: 医療制度改革
ナースプラクティショナーとは、大学院において専門的な教育を受け、比較的安定した状態にある患者を主たる対象として、自律的に問診や検査の依頼、処方等を行うことが認められた看護師のこと。現行法では、看護師が医師の・・・
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2010年02月22日(月)
[社会保障] 番号制度の活用範囲拡大で、プライバシー保護の必要性も高まる
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内閣府が2月22日に開催した、社会保障・税に関わる番号制度に関する検討会で配付された資料。この日は、社会保障分野・税務分野での現状の取組みなどについて議論を行った。
厚生労働省から提出された資料では、番号の活用範囲をどう考えるかということについて図示され、「番号の活用範囲の拡大によりメリットは増大するが、プライバシー保護の必要性も相対的に高まる」と明記されている(p8参照)。
資料では、(1)社・・・
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2010年02月22日(月)
[大学病院] 22年度診療報酬改定の歯科関連部分を説明 文科省
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文部科学省が2月22日に開催した、平成21年度国公私立大学歯学部長・歯学部附属病院長会議で配付された資料。この日は、歯学教育をめぐる諸課題について幅広く議論を行った。
資料には、平成22年度診療報酬改定における歯科関連部分(p38~p92参照)や平成22年度歯科保健医療対策関係予算(案)の概要(p35~p36参照)が示されている。
また、歯科医師の需給や歯学部における入学定員削減状況、歯科医師国家試験合格者の・・・
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2010年02月22日(月)
[社会保障] 有識者意見交換会「社会保障と経済成長」を発表
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- 医療・介護・保育「未来への投資」プロジェクトチーム(第3回 2/22)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革
資料では、社会保障と経済的パフォーマンスや、生活保障、雇用保障について、アメリカ・ドイツ・スウェーデンの3国と日本を対比している(p6~p7参照)。
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2010年02月22日(月)
[大学病院] 医学部新設や急激な医師養成増に反対 医学部長病院長会議
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- 新たな医学部の増設と急激な医学部定員増に対する慎重な対応を求める請願について(2/22)《全国医学部長病院長会議》
- 発信元:全国医学部長病院長会議 カテゴリ: 医療制度改革
請願では、新政権の掲げる「OECD平均(人口10万あたり300人)並に医師数を増やす」政策に賛同するとしながらも、医学部の新設と急激な医学部定員増は、医療崩壊を増悪させるとして慎重な対応を求めている。医療崩壊を増悪させる根拠としてあげているのは、「医学部新設で教員を確保するた・・・
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2010年02月19日(金)
[医療広告] 「○○外来」は広告が可能な診療科名と誤認を与える、広告不可
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- 「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針」(医療広告ガイドライン)に関するQ&A(事例集)(2/19)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 総務課 カテゴリ: 医療制度改革
今回追加されたQ&A事例では、広告可能な事項として「糖尿病外来」、「認知症外来」等の専門外来を設置している旨の広告は可能か、という質問に対して、「○○外来」との表記については、広告が可能な診療科名と誤認を与える事項であり、広告することはできない。ただし、標榜可能な診療科名の範・・・
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2010年02月19日(金)
[臓器移植] 臓器提供カード、意思表示方法について議論 厚労省
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厚生労働省が2月19日に開催した、臓器移植に係る普及啓発に関する作業班で配付された資料。この日は、これまでの議論を踏まえ、「(意思表示方法)についての論点整理(たたき台)」が提示された。
たたき台では、臓器提供意思表示カードや健康保険証などの共通論点として、(1)親族優先提供は、能動的に自筆で記載する方式(2)提供する臓器について、現行の意思表示カード同様に、提供したい臓器を○で囲む(又は提供したく・・・
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2010年02月19日(金)
[一時金] 出産育児一時金の直接支払い、4月実施の再延長検討 長妻厚労相
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長妻厚生労働大臣が2月19日に行った、閣議後記者会見の概要。この日は、出産育児一時金等の直接支払いについてコメントしている。
長妻厚労相は、一時金の直接支払いに半年猶予(4月実施)措置を設けたことについて、さらに猶予期間を延ばすか否か、検討に入っていることを明らかにした。そのうえで、「融資の条件も緩めさせていただいたわけですが、基本的には『妊婦さんが本当に安心してお子さんを産める』というのが元々の・・・
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2010年02月18日(木)
[臓器移植] 臓器を提供しない意思表示、3点の確認方法を提示 厚労省
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厚生労働省が2月18日に開催した、臓器提供に係る意思表示・小児からの臓器提供等に関する作業班で配付された資料。この日は、小児からの臓器提供が平成22年7月から実施されるにあたり、脳死判定・臓器摘出の要件の変更に伴う、検討課題の整理が行われた。
検討課題の1つである、「臓器を提供しない意思表示」の確認方法については、(1)臓器提供意思表示カードへの記載確認(2)臓器提供意思登録システムへの登録確認(3)家・・・
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2010年02月17日(水)
[所信表明] 診療報酬改定や平成22年度予算案などを説明 長妻厚労相
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長妻厚生労働大臣が2月17日に、衆議院厚生労働委員会で述べた所信表明と平成22年度厚労省関係予算案の概要。
医療関係について見てみると、10年ぶりのプラス改定となった診療報酬について改定のポイントを概説するとともに、後期高齢者医療制度の見直しや医学部定員増を説明(p11~p14参照)。平成22年度予算案に関しても、緊急経済対策や医療サービスの充実など、主要事項を解説している。
資料として、平成22年度厚労省・・・
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2010年02月15日(月)
[再生医療] 再生・細胞医療を実施する場合の要件等をとりまとめ 厚労省
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厚生労働省はこのほど、医療機関における自家細胞・組織を用いた再生・細胞医療の実施に関する要件を公表した。これは、「再生医療における制度的枠組みに関する検討会」が報告書として取りまとめたもの。
報告書では、再生・細胞医療を1つの医療機関で一貫して実施する場合の、(1)再生・細胞医療提供の体制等の在り方(2)加工・品質管理体制(3)移植又は投与(4)有効性、安全性など治療効果の評価―などが整理されている・・・
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2010年02月15日(月)
[再生医療] 再生・細胞医療を実施する場合の要件案を提示 厚労省
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厚生労働省が2月15日に開催した、再生医療における制度的枠組みに関する検討会で配付された資料。この日は、意見取りまとめに向けた議論を行った。
資料には、報告書案「医療機関における再生・細胞医療の実施について」が示されている。そこでは、再生・細胞医療を1つの医療機関で一貫して実施する場合の要件や、複数の医療機関において共同で再生・細胞医療を実施する場合の要件について整理されている。複数医療機関で実施・・・
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2010年02月12日(金)
[診療報酬] マイナス改定食い止めを評価、実りある中医協論議に満足げ
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- 声明―第22回中央社会保険医療協議会での診療報酬改定を終えて―(2/12)《厚労省》
- 発信元:中央社会保険医療協議会 2号側(診療側)委員 カテゴリ: 医療制度改革 改定答申
「声明」では、中医協改革に向けた7つの決意が示されている。(1)国民、医師、歯科医師など、医療に携わるす・・・
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2010年02月10日(水)
[社会保障] 有識者意見交換会「社会医療法人恵仁会の取り組み」を発表
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- 医療・介護・保育「未来への投資」プロジェクトチーム(第2回 2/10)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革
資料では、(1)社会医療法人恵仁会の紹介(p3~p14参照)(2)人材確保・人材育成(p15~p19参照)(3)医療・介護連携体制(p19~p23参照)(4)ITを用いた医療・介護、連携、質の向上(p23~p26参照)(5)恵仁会に・・・
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2010年02月10日(水)
[意見募集] 「歯科放射線専門医」を専門性資格に追加
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- 「広告が可能な医師等の専門性に関する資格名等について」(平成19年6月18日医政総発第0618001号医政局総務課長通知)の一部改正に関する意見の募集について(2/10)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 総務課 カテゴリ: 医療制度改革
なお、意見は、3月11日まで受け付けている(p1参照)。
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2010年02月10日(水)
[診療報酬] 再診料69点で病診統一、公益裁定で決着へ 中医協総会
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厚生労働省が2月10日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、再診料や外来管理加算について「公益案」が提示された。これは、前回会合で再診料等について集中的な議論を行ったが、診療側・支払側双方とも歩み寄りをみせず、平行線をたどったことによるもの。
公益案によると、再診料は病診統一で69点となっている(p204参照)。また、外来管理加算については、新たな算定要件を設けている(p205~p207参照)・・・
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2010年02月09日(火)
[産科医療] 原因分析報告書の内容、医療機能評価機構が責任負う
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- 産科医療補償制度原因分析委員会(第12回 2/9)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療制度改革
主な意見には、原因分析報告書の内容などについての責任の所在や、「原因分析報告書作成マニュアル」の位置づけなどを明確にする必要がある、などがあった。原因分析報告書の内容に関する責任については、同制度の運営組織である日本医療機能評価機構が負う、として・・・
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2010年02月09日(火)
[請求事務] レセプトオンライン化のスケジュール表を公表 厚労省
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厚生労働省は2月9日に、レセプトオンライン化のスケジュール表を公表した。
厚労省は平成21年11月25日に、レセプトオンライン請求に関する省令改正を制定し、翌26日から施行している。請求省令は、平成23年度から、診療報酬の請求方法を原則として電子化するという方針の下で、手書き・高齢などの理由により電子化対応が困難である医療機関、薬局に対し配慮する観点から、診療報酬請求の方法及びその例外措置等を定めたもの。
・・・
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2010年02月08日(月)
[診療報酬] 再診料・外来管理加算について集中的に議論 中医協総会
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厚生労働省が2月8日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、再診料や外来管理加算について集中的に議論を行った。
資料では、社会医療診療行為別調査のうち、平成20年と平成19年の5月診療分を比較検討している。平成20年5月の外来管理加算の算定回数は、病院が640万5122件(44.9%)、診療所が2593万1100件(41.4%)で、総数では3233万6222件(42.1%)となっている。一方、平成19年5月は、病院が808万8349件(58・・・
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