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2009年09月30日(水)
[診療報酬] 検査点数の改正に関する医療課長通知
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厚生労働省が9月30日に地方厚生(支)局の医療指導課長等に宛てて出した、検査料の点数の取扱いに関する通知。
通知では、「診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について」(医療課長通知)のうち、(1)D007血液化学検査の28:シスタチンC精密測定に「EIA法」を加える(2)D023微生物核酸同定・定量検査の5:淋菌及びクラミジアトラコマチス同時核酸増幅同定精密検査のイに「TMA法による同時増幅法並びにHPA法・・・
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2009年09月30日(水)
[材料価格] 来年度改正では内外価格差是正などが論点 中医協・材料部会
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厚生労働省が9月30日に開催した、中医協の保険医療材料専門部会で配付された資料。この日は、平成22年度特定保険医療材料制度の検討に当たっての論点(案)について議論を行った。
論点案では、基本的な考え方とし「内外価格差の是正」と「イノベーション評価」の2点をあげている。具体的内容としては、(1)内外価格差の是正(2)イノベーション評価(3)機能区分の見直し(4)安定供給に係る方策(5)一定幅(6)歯科用貴金・・・
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2009年09月30日(水)
[診療報酬] 基本方針待たず重大課題の議論進める 中医協・基本小委
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厚生労働省が9月30日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、周産期・救急について議論を行ったが、基本小委では、社保審の基本方針決定を待たず「重大な課題」について先に議論を進める方針を遠藤委員長が説明している。
厚労省から、周産期医療体制の確保と救急医療機関の支援についての論点が示され、これを了承(p3~p16参照)。論点の中では、周産期・救急のベッド確保のために、危・・・
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2009年09月25日(金)
[診療報酬] 医療事故防止のため、品名変更した新名称の医薬品を収載
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厚生労働省が9月25日付で地方厚生(支)局医療指導課等に宛てて出した事務連絡で、薬価基準等の一部改正に関するもの。
今回は医療事故防止対策等を強化し、より一層の安全対策の推進を図るため、品名を変更した新名称の医薬品として、内服薬530品目、注射薬381品目、外用薬241品目、歯科用薬剤8品目が薬価基準の別表に収載された。これにより、薬価基準の別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬9702品目、注射薬5010・・・
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2009年09月25日(金)
[DPC] DPC評価分科会がデータ提出遅れを厳しく批判
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厚生労働省が9月25日に開催した、中医協の診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配付された資料。この日は、前回に引続き医療機関からヒアリングを行った。
今回のヒアリング対象項目は、(1)データ提出遅れ(2)DPC導入後の診療内容の変化(3)抗生物質使用状況―の3点(p4~p7参照)。
データ提出遅れの理由としては、(1)パソコンの故障やデータ精査に時間がかかった(2)消印日と提出日の勘違い―などがあげられてい・・・
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2009年09月24日(木)
[DPC] DPC評価分科会が後発品使用等について医療機関からヒアリング
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厚生労働省が9月24日に開催した、中医協の診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配付された資料。この日は、DPC全体からかけ離れた状態となっている医療機関に対しヒアリングを行った。
ヒアリング対象項目は、(1)再転棟(2)DIC(播種性血管内凝固症候群)の出現割合(3)敗血症の出現割合(4)後発品の使用状況―の4点。
資料には、4点に加えて再入院についても、かけ離れた状態となっている理由が示されている・・・
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2009年09月18日(金)
[診療報酬] 来年度改定の審議スケジュール、見通し立たず 基本小委
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厚生労働省が9月18日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、慢性期入院医療の包括化評価結果やDPCからの特別退出ルールなどについて議論を行った。
慢性期入院医療の包括化評価については、調査分科会から報告を受けた後、これを了承(p3~p23参照)。DPCからの特別退出ルールのポイントは、(1)退出の可否を審査会で審査(2)審査は非公開(p24参照)―の2点。
なお、新政権後初・・・
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2009年09月18日(金)
[診療報酬] 新機器2件、新検査2件などを了承 中医協・総会
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厚生労働省が9月18日に開催した、中医協の総会で配付された資料。この日は、(1)新たな医療機器2件など(p3~p7参照)(2)新たな臨床検査2件(p8~p9参照)(3)新たな第2項先進医療1件(p10~p11参照)(4)第3項先進医療から第2項先進医療へ移行される医療4件(p12~p18参照)―などを了承した。
また、当局から新型インフルエンザ流行に伴う診療報酬上の緩和措置について報告を受けた(p21~p30参照)。
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2009年09月18日(金)
[薬価] 維持特例の導入は規定路線ではない 中医協・薬価部会
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厚生労働省が9月18日に開催した、中医協の薬価専門部会で配付された資料。この日は、平成20年度改正後の状況についての分析や、業界団体が主張する薬価維持特例などについて議論を行った。
薬価維持特例については、診療側委員から「規定路線なのか」との疑問が提示されたが、遠藤会長は「違う」と明確に否定。また特例導入により特許切れ新薬の価格が下がるが、後発品の扱いをどう考えるのかなどの意見も出された。
また配・・・
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2009年09月16日(水)
[請求事務] レセプトオンライン化状況届、未回収病院は38へ激減
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- 「療養の給付及び公費負担医療に関する費用の請求に関する省令の一部を改正する省令」(平成21年厚生労働省令第110号)により期限猶予措置の対象となった病院・薬局の状況について(9/16)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 総務課 カテゴリ: 診療報酬
厚労省は、本年4月にオンライン請求の義務化期限を迎えた病院・薬局のうち、5月請求分においてオンライン請求体制が整っていないところに限り、義務化期限を延長したが、毎月状況届を提出させている。今回は、8月請求分に係る状況届の概要。
概要では・・・
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2009年09月15日(火)
[請求事務] オンライン請求勧奨通知の撤回を要求 保団連
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- 新政権発足にあたり「10月診療分から診療報酬が支払われない」とする厚労省事務連絡の撤回を要求する(9/15)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 診療報酬
厚労省は8月28日に支払基金理事長等に宛てて、平成21年4月からレセプト請求をオンライン化することが義務付けられた病院等のうちで引続き勧奨・指導対象となっているものに対する今後の勧奨・指導方針を事務連絡している。この中で、「10月診療分からオンラインに移行・・・
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2009年09月09日(水)
[慢性期入院] 患者分類の妥当性維持との大筋変えず 20年度報告書
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厚生労働省が9月9日に開催した、中医協の診療報酬調査専門組織・慢性期入院医療の包括評価調査分科会で配付された資料。この日は、平成20年度慢性期入院医療の包括評価に関する調査報告書の修正案が示された。
修正案でも、「患者分類の妥当性は維持されている」との大筋に変化はない。前回示された報告書案からの主な修正点は、(1)医療・ADL区分の構成比が経年変化している点について、「在院日数短縮傾向を反映した重症化・・・
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2009年09月04日(金)
[公費医療] 台風9号による被災者の公費負担医療の請求方法を連絡
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厚生労働省は9月4日付で、兵庫・岡山両県の民生・衛生主管部(局)に宛てて、「平成21年台風第9号による被災者の公費負担医療の請求等の取扱い」について事務連絡を行った。
事務連絡では、医療券等を指定医療機関に提示せずに公費負担医療を受診したものに係る請求について、各公費負担医療ごとの具体的な取扱いについて関係機関に周知するよう求めている(p2~p4参照)。
なお、台風第9号の被災に関する診療報酬の請求等・・・
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2009年09月04日(金)
[診療報酬] アボルブカプセルなど10品目を収載 薬価基準
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厚生労働省が9月4日付で地方厚生(支)局医療指導課等に宛てて出した事務連絡で、薬価基準の一部改正に関するもの。
今回収載されたのは、アボルブカプセル0.5mg(206.50円)、ガデュエット配合錠1番(96.80円)、ラジレス錠150mg(168.00円)など10品目(p2参照)。これにより、薬価基準に収載された医薬品は内用薬9170品目、注射薬4616品目、外用薬3169品目、歯科用薬剤42品目の計1万6997品目となった(p1参照)。
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2009年09月03日(木)
[診療報酬] プリジスタナイーブ錠400mgを収載 薬価基準
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厚生労働省が9月3日付で、地方厚生(支)局医療指導課長等に宛てて出した通知で、薬価基準の一部改正に関するもの。
今回収載されたのはプリジスタナイーブ錠400mgで、薬価は921.90円である(p3参照)。これにより、薬価基準に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬9162品目、注射薬4616品目、外用薬3167品目、歯科用薬剤42品目の計1万6987品目となった(p1参照)。なお、今回収載されたプリジスタナイーブ錠400mg・・・
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2009年08月28日(金)
[診療報酬] レセプトオンライン化に向けて審査支払機関に指示 厚労省
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- 「療養の給付及び公費負担医療に関する費用の請求に関する省令の一部を改正する省令」の施行に伴い期限猶予措置の対象となった保険医療機関等に対する今後の勧奨方針等について(8/28付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
事務連絡では、レセプト請求のオンライン化推進に向けて、(1)オンライン開始届の期限に向けて行う文書による勧奨(2)オンライン開始届の提出状況等の把握(3・・・
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2009年08月28日(金)
[診療報酬] 患者の立場に立った診療報酬改定を要望 全腎協
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全国腎臓病協議会が8月28日に、厚生労働省に宛てて出した要望書。2010年4月の診療報酬改定に向けて中医協で行われている議論に対し、患者の立場に立った改定を求めるもの。
要望書では、(1)人工腎臓の時間区分と点数を維持(2)透析回数の制限はしない(3)治療食の場合に食事加算を設定(4)透析液清浄化のために、水処理や水質管理の加算を設定―など、8項目を求めている(p1参照)。
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2009年08月27日(木)
[慢性期入院] 20年度調査では、患者分類の妥当性は維持されている
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厚生労働省が8月27日に開催した、中医協の診療報酬調査専門組織・慢性期入院医療の包括評価調査分科会で配付された資料。この日は、次期改定に向けて実施された、平成20年度慢性期入院医療の包括評価に関する調査の報告書(案)が提示された。
報告書案では、「18年度慢性期調査」の方法を踏襲しつつ、患者分類に基づく包括評価導入に伴う患者構成、コストの変動等、医療療養病床の実態に関する調査を、平成21年1月から3月にか・・・
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2009年08月26日(水)
[診療報酬] 日本のカテーテル価格は海外の2倍 中医協・材料部会
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厚生労働省が8月26日に開催した、中医協の保険医療材料専門部会で配付された資料。この日は、材料に関する海外実態状況調査の報告や、医療機器業界からのヒアリングが行われた。
資料では、PTCAカテーテル価格を国際比較したところ、日本では12万7千円(平成20年の厚労省調査)だが、海外平均では6万7千円(フランスの4万6千円~米国の8万円)となっており、日本のカテーテルは海外の2倍近い値段である、ことなどが示されてい・・・
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2009年08月26日(水)
[診療報酬] 社会医療調査の乖離は透析が原因 中医協・総会
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厚生労働省が8月26日に開催した、中医協の総会で配付された資料。この日は、新薬・新医療機器の保険収載についての議論や先進医療専門家会議の報告などが行われた。
また、社会医療調査結果とメディアスとの乖離問題について検証するワーキンググループの検討状況も報告された。それによると、(1)医科・入院外で大きな乖離があり、その原因は診療所入院外における人工腎臓(透析)の影響が大きい(2)他に内科・処置の伸びも・・・
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2009年08月25日(火)
[診療報酬] 受診抑制により2008年度改定の効果は不十分 日医
- 日本医師会はさきごろ、日医総研ワーキングペーパーとして、「2008年度診療報酬改定後の医療費の動向分析」を公表した。分析結果のポイントは、(1)2008年度医療費は診療報酬改定率であるマイナス0.82%以上に減少している(p6参照)(2)2008年度改定で病院プラス2.5%、診療所プラス0.7%になる予定だったが、実際にはそれぞれプラス1.4%、プラス0.3%であった(p25~p27参照)(3)診療報酬改定の成果が十分でないの・・・
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2009年08月22日(土)
[診療報酬] 10%以上の大幅引上げ求める 保団連
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- 診療報酬の大幅引き上げと介護療養病床廃止の撤回等を求める決議(8/22)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 診療報酬
保団連は、医師・看護師・医療機器不足という医療提供体制の崩壊に歯止めをかけ、介護難民・療養難民を食い止めるためには、介護療養病床廃止の撤回だけでなく、介護報酬引上げや医療療養病床の確保・充実も重要である、としている。その上で、患者・国民も医療担・・・
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2009年08月10日(月)
次期診療報酬改定に向け、「医療サービスの質の検証」などを行う
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厚生労働省が8月10日に開催した、中医協の診療報酬調査専門組織・慢性期入院医療の包括評価調査分科会で配付された資料。この日は、前回会合で、平成20年度慢性期入院医療の包括評価に関する調査のうち、(1)各医療機関における分類の適切性(2)提供されている医療サービスの質の検証―に役立つデータを整理し、資料を提出してほしいとの要望があったことから、それらを示した資料が提示された(p10~p11参照)。
また、一・・・
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2009年08月05日(水)
DPCで効率性と複雑性に着目した新たな機能評価係数 中医協
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厚生労働省が8月5日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配布された資料。この日は、DPCの見直し、平成20年度改定の答申に係る意見に関する検討状況などについて議論が行われた。
DPCの調整係数廃止に伴い、医療機関の差異に着目した新たな機能評価係数の検討が進められているが、この日の資料では、効率性と複雑性に着目した2つの指数について特徴と算定式案が示されている(p8~p10参照)。
効率性指数(仮称・・・
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2009年08月05日(水)
ドラッグラグの解消や未承認薬の開発促進のため、早期に薬価維持特例の導入を
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厚生労働省が8月5日に開催した、中医協の薬価専門部会で配布された資料。この日は、特許期間中の新薬の薬価改定方式について議論された。
日本製薬団体連合会から提示された、「薬価維持特例を導入する必要性について」では(p4~p8参照)、国内製薬企業の経営状況や、機能別にみた国内製薬企業の役割、未承認薬問題解消への取り組みなどが示されている。その上で、製薬産業は、高騰する研究開発費を確保・捻出し、グローバ・・・
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