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2008年08月11日(月)
臨床研修プログラムに関するモデル事業Q&Aを改訂 厚労省
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厚生労働省は8月11日に臨床研修プログラムに関するモデル事業のQ&Aの改訂版を公表した。このQ&Aは、8月1日に公表したものに質問の多かった内容を追加して、全体をひとつにまとめたもの。
Q&Aでは、(1)モデル事業(2)実施主体(3)研修プログラムの内容(4)募集定員(5)必要な手続き―について具体的な質問とそれに対する回答が記載されている(p1~p5参照)。
また、大学病院モデル事業参加要領が添付されている<・・・
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2008年08月07日(木)
処方せんの電子化、課題克服の方策を示す 医療情報ネットワーク基盤検討会
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厚生労働省の医療情報ネットワーク基盤検討会は8月7日に、「処方せんの電子化について」を公表した。
処方せんの電子化については、過去の議論のなかで、「処方せん自体を電子的に作成して制度運用することはできない」といった報告や、「調剤を行うために患者等に交付する処方せんは、電磁化の適応対象外」とされた経緯がある。しかしながら、「将来的に処方せんの電子的作成と制度運用が可能な環境を整備してくいことが望ま・・・
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2008年08月06日(水)
医療法人数、4万5000件超に 種類別医療法人数の年次推移
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厚生労働省は8月6日に、種類別医療法人数の年次推移を公表した。
平成20年3月31日現在の医療法人数は、4万5078法人で、うち一人医師医療法人は3万7533件。特定医療法人は412件、特別医療法人は80件となってる(p1参照)。
また、都道府県別医療法人数では、最も多いのが東京都の4680件で、最も少ないのが山梨県の210件となっている(p2参照)。
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2008年08月05日(火)
地域完結型医療、救急医療について、そのあり方を検討
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厚生労働省が8月5日に開催した、「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会で配付された資料。この日は事務局から、(1)地域ネットワークによる「地域完結型医療」(2)救急医療―についてまとめた資料が提出された。
地域ネットワークによる「地域完結型医療」では、地域医療連携の事例として、脳卒中や心疾患、糖尿病などの、疾患別の医療連携の構築を示した(p5~p6参照)。また、救急医療については、「救急・・・
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2008年08月01日(金)
看護師等の国家試験問題に、写真など視覚素材の取り入れへ 厚労省通知
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厚生労働省はこのほど、看護師等の学校(養成所)長宛てに、保健師助産師看護師国家試験の出題形式について通知を出した。
通知によると、平成20年3月にとりまとめられた保健師助産師看護師国家試験改善部会の報告書を踏まえ、第95回保健師、第92回助産師、第98回看護師の国家試験からは、新たな出題形式も取り入れるとしている(p1参照)。
具体的には、現在の四肢択一式に加えて、(1)五肢択一式(2)五肢択二式(3)・・・
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2008年08月01日(金)
臨床研修プログラムを弾力化するためのモデル事業 実施要綱を通知
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厚生労働省医政局長が8月1日に各地方厚生局長宛てに出した、大学病院が行う臨床研修モデル事業に関する通知。
モデル事業は、臨床研修の質の向上を図りながら、現行の臨床研修プログラムを弾力化し、臨床研修を行う分野や研修期間を見直すことが可能かどうかの基礎資料を得るために行われる。厚労省は、臨床研修プログラムに関するモデル事業実施要綱(p2~p4参照)を定め、平成20年8月1日から適用するとし、各地方厚生局管・・・
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2008年07月31日(木)
臨床研究に関する倫理指針を改正 厚労省
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厚生労働省はこのほど、都道府県等宛てに臨床研究に関する倫理指針の改正等について通知を出した。今回改正した指針告示は、広く一般に遵守を呼びかける方針だとして、臨床研究に携わるすべての者に指針告示の周知徹底及び遵守を要請することを依頼している。
通知では、(1)指針の改正(2)指針の運用(3)指針運用の窓口の設置―について記載されている(p2~p5参照)。
別添として、「臨床研究に関する倫理指針」の改正・・・
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2008年07月31日(木)
看護基礎教育のあり方に関する懇談会、論点整理を公表
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厚生労働省は7月31日に、看護基礎教育のあり方に関する懇談会の論点整理をまとめ公表した。
論点整理では、(1)医療・看護を取り巻く状況の変化等(2)看護職員に求められる資質・能力(3)看護基礎教育の充実の方向性(4)留意事項―がまとめられている(p2~p16参照)。
また、全9回にわたる同懇談会の経緯(議題等)が添付されている(p17参照)。
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2008年07月30日(水)
新医薬品産業ビジョン実現のためのアクションプランの進捗状況が明らかに
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厚生労働省が7月30日に開催した「医薬品産業政策の推進に係る懇談会」で配布された資料。この日は、新医薬品産業ビジョン実現のためのアクションプランの進捗状況について報告が行われた。
資料には、平成20年7月時点の進捗状況が示されており、(1)研究開発に対する支援(2)治験・臨床研究の推進(3)承認審査の迅速化と質の向上等(4)薬価制度・薬剤給付の今後のあり方(5)後発医薬品市場の育成(6)一般用医薬品市場の・・・
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2008年07月30日(水)
医師の需給などについて議論 医療確保ビジョン具体化検討会
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厚生労働省が7月30日に開催した、「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会で配付された資料。この日は、事務局から医師の需給についてまとめた資料が提出された。
また、医道審議会医師分科会医師臨床研修部会の資料や、社会保障の機能強化のための緊急対策~5つの安心プラン~が示され、委員からも資料が提示されている。
委員提示資料では、「安心と希望の医療確保ビジョン」に対する意見などが示されている・・・
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2008年07月30日(水)
いわゆるER型救急医療機関は、多様な形態があり実態把握が必要
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厚生労働省が7月30日に開催した、「救急医療の今後のあり方に関する検討会」で配布された資料。この日は、前回会合に引き続き、中間取りまとめ(案)について議論された。
ER型救急医療機関については、前回会合で、「多様な形態があり、定義として確立されたものはない」「ER型救急医療機関における診療体制では、専門診療科との連携には時間がかかり、脳卒中などの一部の疾患では患者に不利益になる場合がある」といった意見・・・
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2008年07月30日(水)
平成20年度末に医療情報システム安全管理ガイドラインを改定 厚労省検討会
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厚生労働省が7月30日に開催した「医療情報ネットワーク基盤検討会」で配布された資料。この日は、(1)医療分野における電子化された情報管理の在り方(2)個人が自らの医療情報を管理・活用するための方策等―について議論された。
医療分野における電子化された情報管理については、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」の改定作業を行い、平成20年度末までに改正を行うことが明らかになった(p5参照)。
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2008年07月25日(金)
再生医療等の先端医療開発特区の公募を開始 厚労省
- 厚生労働省は7月25日に、先端医療開発特区(スーパー特区)の公募を開始し、その要項を公表した。スーパー特区は、経済財政改革の基本方針2008で、革新的技術の開発を阻害する要因を克服するため、研究資金の特例や規制を担当する部局などとの並行協議などを試行的に行う「革新的技術特区」として創設された。平成20年度はその第一弾として「先端医療開発特区」を創設し、最先端の再生医療、医薬品・医療機器の開発・実用化を促進・・・
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2008年07月23日(水)
革新的医療機器の創出のため、5年以内に行う具体策が明らかに 意見募集
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厚生労働省は7月23日に、「新医療機器・医療技術産業ビジョン(案)」に関する意見募集を開始した。
厚労省は平成15年に「医療機器産業ビジョン」を策定・公表しており、5年間を「イノベーション促進のための集中期間」と位置づけ、施策の推進に努めてきた。今回、この5年間の集中期間の終了を踏まえ、医療機器産業ビジョンを見直すとともに、アクションプランの策定を検討している(p1参照)。
資料には、新医療機器・・・・
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2008年07月18日(金)
医師届出票、「従事する診療科等」欄を広告できる診療科名に改正 意見募集
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厚生労働省は7月18日に、医療法施行規則等の一部を改正する省令案について意見募集を開始した。
省令案では、(1)医師国家試験予備試験及び歯科医師国家試験予備試験の試験科目の変更(2)医師届出票、歯科医師届出票及び薬剤師届出票の変更―について、改正の経緯と概要が示されている(p2~p4参照)。
医師届出票と歯科医師届出票では、医療法施行規則等の一部改正に伴い、病院等が広告できる診療科名の改正が行われたこ・・・
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2008年07月18日(金)
臨床研修のプログラム作成を弾力化するためのモデル事業を検討
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厚生労働省が7月18日に開催した、医道審議会の「医師分科会医師臨床研修部会」で配布された資料。この日は、臨床研修制度の見直しの進め方について議論された。
資料では、臨床研修のプログラム作成を弾力化するためのモデル事業を実施してはどうか、としている。モデル事業は「内科、外科、救急、小児、産婦人科など、著しい医師不足により地域医療に影響している科を中心に各コースに設定」「各コースで、当該診療分野の研修・・・
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2008年07月17日(木)
ER型救急医療機関、まずはモデル事業を試行的に実施し、徐々に全国的な支援へ
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厚生労働省が7月17日に開催した、「救急医療の今後のあり方に関する検討会」で配布された資料。この日は、中間取りまとめ(案)が提示された。
中間取りまとめ(案)では、ER型救急医療機関について、現状や利点、課題が示されている。また、今後の整備では、「仮に厚労省として取り組むとすれは、まずはモデル事業として、一部地域において試行的に実施し、徐々に全国的な支援を行っていくことが適当」と明記している・・・
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2008年07月17日(木)
「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に向け、検討会開催 厚労省
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厚生労働省は7月17日に、「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会の初会合を開催した。この検討会では、地域医療や必要な医師の確保に向けて6月にとりまとめた「安心と希望の医療確保ビジョン」に盛り込まれた各種施策の具体化について検討を進めていくとしている(p3参照)。
資料では、(1)安心と希望の医療確保ビジョン(p5~p21参照)(2)事務局提出資料(医師需給関係等)(p22~p34参照)(3)「・・・
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2008年07月16日(水)
歯科診療ガイドラインの策定に向け、そのあり方をとりまとめ 厚労省報告書
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厚生労働省は7月10日に「歯科診療所における歯科保健医療の標準化のあり方に関する検討会」の報告書として、「歯科診療ガイドラインのあり方について」を公表した。
「歯科診療ガイドライン」は、一般の歯科診療に従事する歯科医師が特定の臨床状況のもとで行う、歯科疾患の予防と治療の適切な選択、意思決定を支援するもの(p4参照)。報告書には、「歯科診療ガイドライン」の作成手順や今後の進め方について掲載されてい・・・
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2008年07月14日(月)
医療安全調査委員会(仮称)について意見募集中 厚労省
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厚生労働省は7月14日に、平成20年6月に医療安全調査委員会設置法案(仮称)大綱案を公表したとして、現在、医療安全調査委員会(仮称)に関する意見募集を行っていることを明らかにした。
資料には、医療安全調査委員会(仮称)とはどのようなものかと、現段階の案として(1)なぜこのような検討をしているのか(2)医療安全調査委員会とは(3)医療安全調査委員会では何を目指しているのか(4)医療安全調査委員会に関する現・・・
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2008年07月14日(月)
院内感染対策サーベイランス参加医療機関、3か月以上提出がないのは2割超
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厚生労働省が7月14日に開催した「院内感染対策サーベイランス運営委員会」の初会合で配付された資料。この委員会では、医療機関で実施される感染症の発生状況報告などの院内感染対策の推進を目的とした改善方策を支援し、院内感染対策サーベイランス事業(JANIS)が適切に実施・運営できるよう設置された(p3参照)。
この日は、(1)院内感染サーベイランス実施マニュアル(p5~p15参照)(2)論点整理案・・・
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2008年07月10日(木)
産科医療補償制度の普及に向け、医療機能情報提供の項目に追加 厚労省
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厚生労働省はこのほど都道府県医政主管部(局)宛てに、産科医療補償制度の普及・啓発に関する協力依頼について、事務連絡を送付した。産科医療補償制度は、民間保険を活用して、通常妊娠・分娩にもかかわらず脳性麻痺となった小児やその家族の経済的負担を補償するとともに、将来の同種事故による紛争の防止・早期解決などを目的としている(p3参照)(p4~p11参照)。
制度の運営は、日本医療機能評価機構で、平成21年・・・
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2008年07月10日(木)
CT搭載車等移動式医療装置の使用前検査や許可の取扱いを通知 厚労省
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厚生労働省は7月10付けで、都道府県知事宛てに、CT搭載車等移動式医療装置の使用前検査及び使用許可の取扱いに関する通知を出した。
通知では、CT搭載車等移動式医療装置の使用前検査や使用許可の取扱いについて、医療法本来の趣旨を損なうことなく、規制緩和の観点から、事務手続の簡素化・弾力化のため、その取扱いを関係の保健所設置市、特別区等に周知するよう要請している(p1参照)。
通知によると、CT搭載車移動・・・
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2008年07月10日(木)
医薬品・医療機器の流通について、欧米調査報告書を公表 厚労省
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厚生労働省は7月10日に欧米調査の概要(英仏班、米国班)の報告書を公表した。この報告書は、医薬品・医療機器の流通について、医政局経済課の海外調査結果で把握できた範囲で概要をまとめたもの(p1参照)。
ヨーロッパの医薬品流通は、様々な要素が混然と影響しあっている状況であり、まだはっきりとした将来像が見えてこないとしている(p4参照)。アメリカでは、GPO(共同購入組織)を利用した取引が主流となって・・・
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2008年07月09日(水)
後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム、進捗状況を公表 厚労省
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厚生労働省は7月9日に「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」の実施状況を公表した。このプログラムでは、「平成24年度までに後発医薬品のシェア(数量ベース)を30%以上」という目標の達成に向け、国と関係者が実施すべき取組をとりまとめており、平成20年4月現在の同プログラムの実施状況を示している(p1参照)。
資料では、(1)安定供給等(2)品質確保(3)後発品メーカーによる情報提供(4)使用促進に・・・
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