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2014年11月27日(木)
[インフル] インフル流行開始を宣言、過去5年でもっとも早く 東京都
- 東京都は11月27日、「都内でインフルエンザの流行開始」を宣言した。過去5年でもっとも早い流行開始となる(p1参照)。 インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行するが、都内419か所のインフルエンザ定点医療機関からの、第47週(11月17日~11月23日)の患者報告数は1.9人/定点(週)で、流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超えた(p1参照)。・・・
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2013年07月26日(金)
[感染症対策] 腸管出血性大腸菌感染症の集団感染防止を 東京都
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東京都は7月26日に、「社会福祉施設等における腸管出血性大腸菌感染症の集団感染の防止について」と題した注意喚起を行った。
八王子市の保育園において、7月17日~26日の間に園児や家族16名が腸管出血性大腸菌に感染し、入院者が出たことを受けたもの。高齢者や乳幼児では重症化も少なくないため、施設等で集団感染などが発生しないよう、手洗いの徹底や衛生管理に万全を期すよう呼び掛けている。
腸管出血性大腸菌感染症に・・・
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2013年07月11日(木)
[感染症対策] 小児の手足口病が都内で大きな流行、予防を呼びかけ
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東京都は7月11日に、手足口病について、都内の小児科定点医療機関からの患者報告数が都の警報基準(週あたり5.0人)を超えたと発表した(p1参照)。
手足口病は毎年夏季に小児の間で流行する病気で、エンテロウイルス属のウイルスによる感染症である。口中や手のひら、足の裏などに発疹や水泡ができることが特徴で、発熱もあるが高くない。まれに急性脳炎や心筋炎を合併することがある。感染経路は、患者の咳やくしゃみに・・・
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2013年05月23日(木)
[労働] 労務等担当者向け、HIV感染者の情報提供するハンドブック 東京都
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東京都は5月23日に、「職場とHIV/エイズハンドブック」を作成したことを公表した。同ハンドブックは、企業の人事・労務・障害者雇用担当者向けに作成されたもの。
現在ではHIV陽性であっても、服薬により発症を抑え、コントロール可能なため、陽性者の73%は通院しながら働く「普通の暮らし」を送っている。しかし、社会的な誤解や偏見のため、離職せざるを得なくなるケースも後を絶たないことから、今回のハンドブックが企画・・・
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2013年03月14日(木)
[風しん] 妊娠予定19歳以上女性等にワクチン接種する市町村へ都が緊急助成
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東京都は3月14日に、「先天性風しん症候群の発生防止のための緊急対策」と「国への緊急提案」を発表した。
都では、昨夏(平成24年夏)より成人男性を中心に風しんの流行が継続している(p2参照)。この状況を重く見て、先天性風しん症候群の発生防止を目的に、緊急対策として「ワクチン接種を行う市町村の支援」を行うことを決定している。
具体的には、「先天性風しん症候群予防のために予防接種を希望する、(1)妊娠・・・
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2013年02月07日(木)
[風しん] 都内で風しんの流行続く、妊婦等は感染防止対策を
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東京都は2月7日に、「これまでにない規模の風しん流行が継続しています」と題する注意喚起を行った。
都内では、平成24年夏に風しん患者が急増して以降、これまでにない規模の流行が継続している(p1参照)。
患者の多くは、「予防接種歴がない」あるいは「予防接種歴が確認できない」人が多く、20~40代の男性が中心。女性では20代の割合が高い状況だ(p2参照)。
東京都では、妊婦や妊娠の可能性のある女性に対・・・
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2012年09月20日(木)
[結核対策] 都内での結核集団感染発生を受け注意を喚起 東京都
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東京都は9月20日に、都内で結核の集団感染が発生したことを公表した。都内の企業に勤める会社員が平成23年11月ごろ咳症状を発症、24年3月に結核と診断された。接触者健診等によって、家族と勤務先社員に感染者63名(うち発病9名)が確認された(p1参照)。
感染拡大の主な要因として都は、初発患者が咳症状を喫煙によるものと考え、医療機関を受診するのが遅れたことをあげている(p1参照)。
患者・感染者の居住地・・・
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2012年06月14日(木)
[感染症対策] 都内の風しん患者、20~40代男性に多い
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東京都は6月14日に、都内における風しんの流行について発表した。
感染症発生動向調査(平成24年1月から5月末)において、近畿地方の患者が増加していたという報告があった。東京都内でも、平成24年第1週から第23週までの患者報告数は39件で、前年同時期の2.8倍となっている。最も罹患数が多いのは、20~40代(84.6%)で、男性79.5%と多い。ワクチン接種歴は、1回接種4人、未接種8人、不明27人という結果であった・・・
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