-
2010年04月15日(木)
[後発品] 平成21年12月分の後発品割合(薬剤料ベース)は全国平均7%
-
厚生労働省は4月15日に、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向の中から、制度別の都道府県別後発医薬品割合(薬剤料ベース)の平成21年12月分を公表した。これは医療保険および公費負担医療での支給対象となる医療費の中で審査支払機関による審査分のうち、電子レセプトを集計対象としたもので、保険薬局の所在する都道府県ごとに集計したもの。
全国平均では総計が7.0%、協会一般が7.1%、健保組合が6.8%、国保計が7.2%、・・・
-
2010年04月14日(水)
[医薬品] 医療データベースの目標はレセプト1億人、カルテベース1000万人
-
厚生労働省が4月14日に開催した、医薬品の安全対策等における医療関係データベースの活用方策に関する懇談会で配付された資料。この日は、「医療関係データベースを活用した医薬品等安全対策に係る提言」の骨子案が提示された。
骨子案では、疫学的な、活用可能な医療データベースの基盤整備のほか、二次利用による(1)医薬品等の安全対策の向上(2)エビデンスの創出と医療の標準化(3)医薬品等の医療技術の開発の迅速化と・・・
-
2010年04月14日(水)
[医療情報] 医療分野の情報化推進では、医療現場の声を聞くべき 日医
-
日本医師会は4月14日の定例記者会見で、「新たな情報通信技術戦略の骨子(案)」に対する意見書を提出した。同骨子案は平成22年3月に首相官邸の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部が開催する「デジタル利活用のための重点点検専門調査会」が公表したもの。
日医意見書の総論では、骨子案の「(2)地域の絆の再生」に関連して、「皆保険制度を堅持しながら、ITを用いてどのような社会保険制度を実現するのかなど国民的な・・・
-
2010年04月14日(水)
[規制改革] 開かれた医療を目指し、レセプトデータ等の活用検討 内閣府
-
政府が4月14日に開催した、ライフイノベーションWGで配付された資料。この日は、検討の視点や検討テーマの分類などについて議論を行った。
検討の視点としては、(1)大胆なパラダイムシフトの促進(2)開かれた医療の実現(3)産業としての競争力強化―の3点を提示。透明性の高い医療・介護を目指すとともに、グローバリゼーションの促進を図るとしている(p2参照)。
検討テーマは、上記の3視点にそって分類されている・・・
-
2010年04月13日(火)
[審査支払] レセプト電算化医療機関は医科で61.4%に 支払基金
-
- 電子レセプト請求を行っている医科の医療機関数の割合が6割を突破(4/13)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
また、医療機関等からの電子レセプト請求の割合についても、平成22年3月請求分においては、3/4を超える状況(75.6%)となっており、電子レセプト請求への移行が進んでいることを報告した(p1参照)。
資料には、平成22年3月における電子レセプト・・・
-
2010年04月08日(木)
[審査支払] 生活保護等のレセプト電子データの提供開始 支払基金
-
- 生活保護等のレセプトの電子データ提供を開始します(4/8)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
支払基金は、レセプト電子データ提供事業として、希望する保険者に対してレセプト電子データを提供している。そこで、平成22年7月請求(5月診療)分から、「生活保護法」および「中国残留邦人等」の公費負担医療に係るレセプトについて、希望する都道府県等に電子データ提供を開始する、としている(p1参照)。
-
2010年04月07日(水)
[審査支払] レセプト電算化にあわせた事業指針を発表 支払基金
-
- 社会保険診療報酬支払基金事業指針(平成22年度~24年度)(4/7)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
-
2010年04月02日(金)
[審査支払] レセプト電子データ、CSV情報のみの提供を開始 支払基金
-
- レセプト電子データの提供方法を22年4月から改善(4/2)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
支払基金はこれまで、電子レセプトはレセプト原本であるCSV情報に合わせ、有償の電子データ(画像データ、テキストデータ)をセットで提供していたが、平成22年4月からは、CSV情報のみの提供も開始する。これにより、電子レセプト分の電子データを必要としない保険者では、データ提供料が不要となり・・・
-
2010年03月29日(月)
[規制改革] レセプトの利活用促進などを検討開始 刷新会議
-
内閣府が3月29日に開催した、「規制・制度改革に関する分科会」の初会合で配付された資料。この分科会は行政刷新会議の下に新たに設置されたもので、(1)環境・エネルギー(2)医療・介護(3)農業(4)雇用・人材―の4分野について議論する。この日は、今後の検討テーマなどを決めた。
医療・介護分野では、(1)保険外併用療養、つまり「混合診療」(2)医行為の範囲の明確化(3)傷病名統一、診療年月日記載等の様式改善な・・・
-
2010年03月26日(金)
[医療IT] 道内医療関連企業、資金管理のITシステムを積極的に導入
-
北海道経済部商工局は3月26日に、道内医療関係機関等に対するIT化ニーズ調査に関する報告書を公表した。これは、健康関連産業におけるITの活用ニーズやITを導入した医療・介護・福祉機器等にかかるニーズ調査を行ったもの(p3~p4参照)。
報告書によると、「ITシステムの活用状況では、事業所の93.1%が何らかのITシステムを活用している一方、ウェブサイトの開設なども含め、6.3%の事業所では全くITシステムを導入してい・・・
-
2010年03月26日(金)
[審査支払] 22年4月診療分から、振込額明細データの提供開始 支払基金
-
- オンライン請求の医療機関・調剤薬局を対象に22年4月診療分(6月提供分)から振込額明細データの提供を開始(3/26)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
これは、医療機関や調剤薬局から寄せられた、「レセプト単位に見合う支払明細書がほしい」「患者ごとに保険請求した額に対して、いくら支払われたのかを簡単に知りたい」とい・・・
-
2010年03月26日(金)
[診療報酬] 調剤レセで、医療機関コード等は9月末まで省略可 厚労省
-
- 療養の給付及び公費負担医療に関する費用の請求に関する省令第7条第3項の規定に基づき厚生労働大臣が定める様式の一部を改正する件(告示)(3/26)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
資料2として「訪問看護療養費及び公費負担医療に関する費用の請求に関する省令第2条の規定に基づき厚生労働大臣が定める様式の一部を改正する件(告示)」(p5~p6参照)を、資料3として「診療報酬請求書等の記載要領等につ・・・
-
2010年03月18日(木)
[審査支払] 医科医療機関からの電子レセプト請求、75.5%に 支払基金
-
- 医科の病院・診療所からの電子レセプト請求の割合が3/4(75%)を突破(3/18)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
医科の診療所の電子レセプト請求の割合についても、平成22年2月請求分においては、2/3(67.3%)を超える状況となっており、電子レセプト請求への移行が進んでいることを報告した・・・
-
2010年03月15日(月)
[審査支払] 原審査の査定率は、支部間で最高4倍の格差 支払基金
-
- 「今後の審査委員会のあり方に関する検討会」の報告書について(3/15)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
報告書では、「審査をめぐる課題」として支部間の査定率と判断に差異があることが指摘されている。基金への請求点数1万点当たりの原審査査定点数率は、全国平均では約17.7点。最も高い支部では28.・・・
-
2010年03月05日(金)
[診療報酬] 厚労省と協力し、医科電子点数表の活用手引き作成 支払基金
-
- 医科電子点数表の活用手引き(3/5)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
電子レセプト・オンライン請求の普及拡大は目覚しく、平成22年2月末現在、電子レセプトの比率は7割を超えている。電子レセプト・オンライン請求を実現したシステム基盤及び情報仕様は、「統一コード」や「記録条件仕様」「標準仕様」から成り立っている。しかし、「統一コード」のうち、保険請求点数(医科診療報酬点数表)をコード化した「・・・
-
2010年02月26日(金)
[診療報酬] レセコン購入助成、7950施設に合計約28億8000万円を交付
-
- 「平成21年度 医療施設等設備整備費補助金」に係る1回目の交付を決定(2/19)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
今回は、申請受付開始後のはじめての交付決定で、1月21日までに審査が終了した7950件に対し、合計で28億8339万1000円が・・・
-
2010年02月24日(水)
[医療情報] 電子カルテ等の導入知識がチェックできるしおりを公表 日医
-
日本医師会は2月24日の定例記者会見で、「医療情報システムを安全に管理するためのしおり」を公表した。これは、院長や理事長などの管理者が、医療情報システムの導入を検討したり、導入を決定する際に、院内の情報技術管理者や取引先の業者に対し、適切に指示ができる知識を持っているかどうかチェックするもの。
このしおりを用いれば、Q&Aや事例をもって、(1)電子的な医療情報を取り扱う際の責任のあり方(2)電子的な医・・・
-
2010年02月15日(月)
[医薬品] レセプト等のデータベースを医療安全に活用する方策案を提示
-
厚生労働省が2月15日に開催した、医薬品の安全対策等における医療関係データベースの活用方策に関する懇談会で配付された資料。この日は、これまでの議論を踏まえた「医療関係データベースを活用した医薬品等安全対策に係る提言」の取りまとめに向けた議論を行った。
この日に示された「提言案」では、(1)医療関係データベースを利用する目的と必要性(2)電子的な医療情報の活用の方向性(3)データベース利用の社会的な意・・・
-
2010年02月09日(火)
[請求事務] レセプトオンライン化のスケジュール表を公表 厚労省
-
厚生労働省は2月9日に、レセプトオンライン化のスケジュール表を公表した。
厚労省は平成21年11月25日に、レセプトオンライン請求に関する省令改正を制定し、翌26日から施行している。請求省令は、平成23年度から、診療報酬の請求方法を原則として電子化するという方針の下で、手書き・高齢などの理由により電子化対応が困難である医療機関、薬局に対し配慮する観点から、診療報酬請求の方法及びその例外措置等を定めたもの。
・・・
-
2010年02月08日(月)
[22年度予算] 事業仕分けや予算執行調査の成果を公表 財務省
-
財務省は2月8日に、平成22年度予算の徹底した効率化に関する資料を公表した。これは、(1)行政刷新会議の事業仕分けの評価結果の反映などによる歳出歳入の見直し(2)国会の議決・決算検査報告等の予算への反映(3)予算執行調査の反映(4)政策評価の活用―などにより、徹底して予算を効率化していることを広く国民に周知するもの(p1~p19参照)。
厚労省関係の平成22年度予算についてみてみると、事業仕分けにより「レセ・・・
-
2010年02月03日(水)
[診療報酬] 全患者への明細書発行、診療側が難色示し再度議論へ 中医協
-
厚生労働省が2月3日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、前回会合で次回送りとなっていた、精神科医療やリハビリテーションなどについて、議論を深めた(p55~p86参照)。
また、調剤報酬や後発医薬品の使用促進に関する「短冊」も新たに示された(p42~p54参照)。後発医薬品の使用促進については、政府目標に対し後発医薬品の使用割合が未だに低い状況であることなどから、薬局の調剤基本料における後発・・・
-
2010年01月06日(水)
[診療報酬] レセコン導入、リース物件も助成対象に要望 神奈川県医師会
-
神奈川県医師会はこのほど、日本医師会に宛てて、電子請求(オンラインまたは電子媒体)移行への助成金等について、要望書を提出した。これは、「平成21年度医療施設等設備整備費助成事業」の実施要領に、レセプトコンピュータ等の購入やソフトウェア等の導入に対して、助成措置が講じられることが示されたことによるもの。
神奈川県医師会は、(1)平成21年5月29日以前に、積極的にレセコン等の購入またはソフトウェア等の導・・・
-
2009年12月28日(月)
[診療報酬] 船員保険の管掌変更に伴い、レセプト記載要領を変更 厚労省
-
厚生労働省が平成21年12月28日に発出した、「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正に関する事務連絡。
平成22年1月より、船員保険制度の管掌主体が社会保険庁から全国健康保険協会に変わることに伴い、診療報酬請求書や訪問看護療養費請求書における保険者番号等の記載が変更されることに関するもの(p3~p6参照)。資料として、新旧対照表が付されている(p7~p18参照)。
-
2009年12月18日(金)
[診療報酬] 一般病床の若人も長期入院は包括か 基本小委
-
厚生労働省が12月18日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、後期高齢者や長期入院患者に係る診療報酬、地域の特性を考慮した診療報酬点数などについて議論されました。
長期入院患者に係る診療報酬は、長期入院患者のうち、一定の病態と一定の年齢(75歳以上)である場合には特別な対応を行っている。しかし、「後期高齢者」という名称は廃止することが前提となっていることから、年齢要・・・
-
2009年12月14日(月)
[医薬品] 医療安全へのレセプト等利用で、提言に向けた議論本格化
-
厚生労働省が12月14日に開催した、医薬品の安全対策等における医療関係データベースの活用方策に関する懇談会で配付された資料。この日は、有識者からのヒアリングを行うとともに、提言を考える場合の骨子の方向性について議論を行った。
骨子の方向性については、医療関係データベース利用の目的と必要性や、現状の技術的な課題を明らかにしたうえで、(1)データ活用の研究のあり方(2)データ活用の倫理方策(医薬品の安全・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。