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2014年06月26日(木)
[介護保険] 26年2月の介護保険給付費は7209億円
- 厚生労働省は6月26日に、介護保険事業状況報告の概要(平成26年2月暫定版)を公表した。 厚労省によると、26年2月末現在、65歳以上の第1号被保険者は3191万人で、このうち要介護(要支援)認定者は581万9000人となっている。第1号被保険者に対する要介護・要支援認定者の割合は17.8%であった(p1参照)(p2参照)。 居宅(介護予防)サービス受給者は363万4000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は36万人であ・・・
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2014年06月25日(水)
[介護保険] 定期巡回・随時対応等に独自の区分支給限度基準額設けるべきか
- 厚生労働省は6月25日に、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催した。 この日も平成27年度の介護報酬改定に向けた議論を行った。テーマは、(1)区分支給限度基準額(2)ケアマネジメント―の2点。◆定期巡回・随時対応サービスなどに「独自の区分支給限度基準額」設定すべきか 介護サービスの中には、生活支援など「あれば便利」なものが多く、利用に歯止めがかかりにくい。また、同じ要介護度であっても利用者の心身状況・・・
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2014年06月24日(火)
[医療改革] 皆保険維持した上で医療等サービスの生産性改革を 経済同友会
- 経済同友会は6月24日に、「医療・介護サービスの生産性改革を」と題する提言を行った。 経済同友会では、「病院や介護施設を中心とする医療・介護サービス」領域は、我が国では約38兆円、海外にも目を広げれば約430兆円にも及ぶ巨大市場であると指摘する。 しかし、我が国では、診療報酬・介護報酬・薬価基準などの公定価格が設定され、供給調整を中心とした計画経済的な規制環境下にあることから、「生産性向上のインセンティ・・・
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2014年06月24日(火)
[介護保険] 26年4月分の介護サービス受給者は377万5000人
- 厚生労働省は6月24日に、平成26年4月審査分の介護給付費実態調査結果の概要を公表した。 受給者は、介護予防サービスでは106万2100人、介護サービスでは377万5000人であった。複数サービスを受けた者については名寄せを行っている(p1参照)。 受給者1人あたりの費用額は、介護予防サービスでは4万400円、介護サービスでは19万円となっている(p1参照)。 介護(予防)サービス受給者の状況をみると、介護予防居宅サ・・・
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2014年06月16日(月)
[規制改革] 非営利ホールディングカンパニー型法人、27年中の発足目指す
- 政府は6月16日に、産業競争力会議を開催した。 この日は、「日本再興戦略」(成長戦略)改訂版の素案が事務局から提示され(p2~p123参照)、これに基づいた議論が行われた。 改訂版素案では、医療介護分野において「少子高齢化が進む中で、医療介護サービスを持続的かつ効率的に提供していく」ことと、「質の高い新たな医療介護サービスのイノベーションを実現し、健康産業の活性化を達成する」ことという『二正面作戦』が・・・
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2014年06月09日(月)
[高齢者] サ高住、有老、認知症GHを対象とするヘルスケアリートGLまとまる
- 国土交通省は6月9日に、「高齢者向け住宅等を対象とするヘルスケアリートの活用に係るガイドライン検討委員会」を開催し、ガイドラインをまとめている。 ヘルスケアリートとは、多くの投資家から募った資金をもとに高齢者住宅等を建設し、賃貸や売却で得た利益を投資家に分配する投資商品のこと。 検討会では、ヘルスケアリートを利活用する場合の「ガイドライン」の策定を目的とした議論を行ってきた。 とりまとめられた「ガ・・・
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2014年05月30日(金)
[医療改革] 外来受診時定額負担や医療費支出目標設定などで財政を健全化
- 財務省は5月30日に、「財政健全化に向けた基本的考え方」を発表した。 これは、財政制度等審議会における議論をまとめたもの。(1)2015年度の国・地方のプライマリバランス赤字対GDP比を、2010年度に比べて半減する(2)2020年度までに確実に国・地方のプライマリバランスを黒字化し、その後の債務残高対GDP比を安定的に引下げる―という財政健全化目標達成への道筋を示している(p6参照)。 財政健全化に向けては歳出の効・・・
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2014年05月27日(火)
[保健] 夏季に備え、リーフレットで熱中症知識啓発・予防を呼びかけ
- 厚生労働省は5月27日に、「熱中症予防のために」というリーフレットを作成、公表した。 夏季に向けて、高温の日が続くこれからの時期に備え、こまめな水分補給、エアコン等の使用など、熱中症予防の普及啓発・注意喚起の取組みについて呼びかけるもの(p1参照)。 資料には、前日5月26日に発出された、「熱中症予防の普及啓発・注意喚起について」(周知依頼)の事務連絡が付され、各自治体および、各都道府県労働局に向け・・・
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2014年05月23日(金)
[認知症] 認知症者の人権第一に、医療施策と法的整備を求める 日精協
- 日本精神科病院協会は5月23日に、「認知症施策の見直しについての要望書」を田村厚生労働大臣に宛てて提出した。 日精協は、認知症者を社会全体で支える体制をつくるためには、認知症者の人権を考えた法的整備等が喫緊の課題であるとし、以下7点について要望している(p1参照)。(1)厚生労働省内に、認知症医療・介護サービスを行う専門部局を設置(2)「地域包括ケアシステム」構築のため、認知症専門医療施策を整備(3・・・
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2014年05月23日(金)
[介護保険] 定期巡回・随時対応、オペレーター要件緩和の是非等が論点に
- 厚生労働省は5月23日に、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催した。この日は、平成27年度の介護報酬改定に向けて次のテーマを議題とした。(1)定期巡回・随時対応サービス(p4~p17参照)(2)小規模多機能型居宅介護(p18~p27参照)(3)複合型サービス(p28~p40参照)(4)訪問看護(p40~p50参照)◆定期巡回・随時対応、訪問看護との連携やオペレーターの要件緩和の是非など論点に (1)の定期巡回・随時・・・
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2014年05月22日(木)
[介護保険] 26年3月分の介護サービス受給者は374万2200人
- 厚生労働省は5月22日に、平成26年3月審査分の介護給付費実態調査結果の概要を公表した。 受給者は、介護予防サービスでは105万1100人、介護サービスでは374万2200人であった。複数サービスを受けた者については名寄せを行っている(p1参照)。 受給者1人あたりの費用額は、介護予防サービスでは4万円、介護サービスでは17万5100円となっている(p1参照)。 介護(予防)サービス受給者の状況をみると、介護予防居宅サ・・・
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2014年05月20日(火)
[介護保険] 平成26年1月の介護保険給付費は7126億円
- 厚生労働省は5月20日に、介護保険事業状況報告の概要(平成26年1月暫定版)を公表した。 厚労省によると、26年1月末現在、65歳以上の第1号被保険者は3182万人で、このうち要介護(要支援)認定者は580万3000人となっている。第1号被保険者に対する要介護・要支援認定者の割合は17.8%であった(p1参照)。 居宅(介護予防)サービス受給者は363万2000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は35万9000人であった・・・
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2014年05月16日(金)
[医療情報] 個人番号カード普及に向け、健康保険証等との一体化を推進
- 政府は5月16日に、IT戦略本部(高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部)の下部組織である「マイナンバー等分科会」を開催した。 この日は、事務局から中間とりまとめ案が示され、これに基づいた議論が行われた。 政府は、平成25年6月に「世界最先端IT国家創造宣言」を閣議決定している。そこでは、マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)の導入を見据えた利便性の高いオンラインサービス・効率的な行政運営の実現、個人・・・
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2014年05月15日(木)
[医療改革] 生活習慣病予防充実等で、医療・介護費増に歯止めを 諮問会議
- 内閣府は5月15日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、経済再生と財政健全化の両立に向けて議論を深めるとともに、下部組織である「選択する未来」委員会から中間整理に関する報告を受けた。 「選択する未来」委員会は、いわゆるアベノミクスを一時的な景気対策に終わらせず、中長期的な発展につなげるための検討を行う目的で設置された。検討課題は、次の3点。●今後の構造変化を見据えた日本経済の発展メカニズムの構・・・
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2014年04月30日(水)
[介護保険] 精神障害者の地域移行に向け、精神病院と介護保険との連携を
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- 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う精神科病院の管理者による地域援助事業者の紹介について(4/30)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 高齢者支援課、振興課、老人保健課 カテゴリ: 介護保険 社会福祉
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2014年04月30日(水)
[介護保険] 介護保険の設備・運営基準や報酬に関するQ&A集
- 厚生労働省は4月30日に、「介護サービス関係Q&A集」を公表した。 これは、介護保険最新情報のQ&A(制度創設直前の平成12年1月から平成24年4月までの1442件)を体系的に整理したもの(p1~p215参照)。 主な内容は、(1)人員・設備および運営基準(2)介護報酬―に関する解釈である。 この中から、前回平成24年度の介護報酬改定に関するQ&Aをいくつかピックアップしてみる。 まずショートステイの本来の機能(緊急時の一・・・
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2014年04月28日(月)
[介護保険] 27年度介護報酬改定論議スタート、夏まで総論、秋から各論に
- 厚生労働省は4月28日に、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催した。 この日は、次期介護報酬改定(平成27年度改定)に向けた自由討議を行った。◆夏までに総論、秋から各論の論議行い、27年1月の答申目指す 介護報酬改定は介護保険事業計画等に合わせて3年に1度行われる(p42~p51参照)。厚労省当局は、次期改定(平成27年度改定)に向けた議論の進め方として、平成26年4月から夏にかけて総論・事業者団体等からのヒ・・・
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2014年04月23日(水)
[がん対策] 「がん経験者による相談支援」等、がん対策の進捗評価する指標
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- がん対策推進協議会(第43回 4/23)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 保健・健康 医学・薬学
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2014年04月22日(火)
[介護保険] 26年2月分の介護サービス受給者は376万600人
- 厚生労働省は4月22日に、平成26年2月審査分の介護給付費実態調査結果の概要を公表した。 受給者は、介護予防サービスでは105万2300人、介護サービスでは375万600人であった。複数サービスを受けた者については名寄せを行っている(p1参照)。 受給者1人あたりの費用額は、介護予防サービスでは4万300円、介護サービスでは18万6300円となっている(p1参照)。 介護(予防)サービス受給者の状況をみると、介護予防居宅・・・
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2014年04月16日(水)
[規制改革] 保険外併用療養費を大きく変える制度改革案まとめる 安倍首相
- 政府は4月16日に、経済財政諮問会議・産業競争力会議の合同会議を開催した。 この日は「医療・介護分野の成長戦略改訂」に向けた議論を行ったほか、規制改革会議が提唱している『選択療養』制度も議題にあがった。 『選択療養』は、患者が医師と協議したうえで「保険外の医薬品・医療機器などを用いた治療を行いたい」と希望した場合に、保険診療との併用を認めるという仕組み(評価療養、選定療養に続く第3の保険外併用療養)・・・
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2014年04月11日(金)
[人口] 65歳以上高齢者の1人暮らし、2035年には東京都などで40%超える
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- 日本の世帯数の将来推計(都道府県別推計)―2014(平成26)年4月推計―(4/11)《国立社会保障・人口問題研究所》
- 発信元:国立社会保障・人口問題研究所 カテゴリ: 調査・統計
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2014年04月08日(火)
[医療改革] 自民党議連がヘルスケアポイントの積極実施などを提言
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- 「持続可能な社会保障制度の確立に向けて、国民一人ひとりが地域のつながりの中で健康寿命を全うすることを推進する議員連盟(ヘルス&コミュニティ(H&C)議連)提言書(案)(4/8)《自由民主党》
- 発信元:自由民主党 カテゴリ: 保健・健康 医療制度改革
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2014年04月04日(金)
[介護保険] 24年度の介護給付費は8兆1283億円、前年度比6.5%の大幅増加に
- 厚生労働省は4月4日に、平成24年度の「介護保険事業状況報告(年報)」を発表した。 これは、平成24年度における介護保険の被保険者・サービス利用者・保険給付などの状況をまとめたものである。 まず被保険者の状況を見てみよう。 介護保険制度には40歳以上が加入し、「第1号被保険者(65歳以上)」と「第2号被保険者(40~64歳)」に分けられる。主に給付(介護サービス)を受けられるのは、第1号被保険者の中で要介護(支・・・
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2014年04月02日(水)
[医療法人] 一定以上の大規模医療法人で、公認会計士の監査義務付けを検討
- 厚生労働省は4月2日に、「医療法人の事業展開等に関する検討会」を開催した。 この日は、(1)非営利ホールディングカンパニー型法人制度(2)医療法人における透明性の確保―の2点を議題とした。 (1)の非営利ホールディングカンパニー型法人制度は、産業競争力会議を中心として検討が進められている新概念だ。この日は、厚労省当局からこの制度をめぐる状況が報告された。 大雑把に言えば、複数の医療法人・社会福祉法人を・・・
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2014年04月01日(火)
[介護保険] 消費増税に伴う重要事項説明書の変更、簡易な説明等でも可
- 厚生労働省は4月1日に、介護保険最新情報Vol.366を公表した。今回は、同日付の事務連絡「平成26年度介護報酬改定により変更される重要事項説明書の取扱いについて」を掲載している。 介護事業所は介護サービスを提供する際に、あらかじめ、利用者や家族に対して、運営規定の概要(つまり利用規則)や介護員の勤務体制(どの介護職員が、何曜日の何時に勤務しているのか)など、申込者がサービスを選ぶにあたって重要な情報を、・・・
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