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2021年12月01日(水)
[診療報酬] 急性期一般入院料1、評価にメリハリ付け検討 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会は1日の総会で、2022年度の診療報酬改定に向けて急性期医療への評価の見直しを議論し、急性期一般入院料1を届け出る病棟への評価にメリハリを付けることで一致した。厚生労働省は、急性期病院の役割として重症な救急患者などへの対応のほか、手術や放射線療法の実施、自宅や後方病床への退院の支援などを想定しており、それらの機能の充実度や実績で線引きすることを検討する(p78参照)。 厚労省は・・・
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2021年11月30日(火)
[医療費] 21年度4-7月の医療保険医療費、75歳未満で11.1%増
- 厚生労働省が11月30日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2021年度7月号」によると、21年度4-7月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は8兆1,610億円(対前年同期比11.1%増)、75歳以上は5兆5,729億円(4.2%増)となったことがわかった(p2参照)。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が2兆5,866億円(8.3%増)、75歳以上は2兆7,887億円(4.8%増)(p3参照)。医科入院外医療費は75歳未満が3兆1・・・
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2021年11月29日(月)
[診療報酬] 改定の基本方針の骨子案を社保審・医療部会に提示 厚労省
- 社会保障審議会の医療部会が11月29日に開かれ、厚生労働省は、2022年度診療報酬改定の基本方針の骨子案を示した。同19日に閣議決定された経済対策を踏まえ、看護の現場で働く人たちの賃上げに必要な対応を検討する方向性を書き込んだ(p11参照)。厚労省は、12月9日の会合に基本方針案を出す方針で、そこでの取りまとめを目指す。 看護職員の賃金は、22年2月から9月分を月4,000円(1%程度)引き上げ、その後も段階的に3%・・・
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2021年11月26日(金)
[診療報酬] 外来の医療内容などのデータ提出への評価を提案 厚労省
- 厚生労働省は26日、診療した患者の病態や医療内容などに係るデータを提出した医療機関への評価の在り方について、中央社会保険医療協議会・総会で論点として示した(p69参照)。外来・在宅医療、リハビリテーションなどの機能や役割を適切に分析するため、2022年度の診療報酬改定での評価を想定した提案だが、診療側は慎重な検討を求めた。 現在の診療報酬の仕組みでは、病院が患者のデータを厚生労働省に提出した場合にデ・・・
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2021年11月19日(金)
[診療報酬] 療養病棟の経過措置、予定通り終了を主張 中医協総会で支払側
- 中央社会保険医療協議会は19日の総会で、慢性期入院医療への評価の見直しを議論し、医療法で決められている看護配置の基準を満たせない病棟向けに設定されている療養病棟入院基本料の経過措置の期限を2022年3月末から延長しないよう支払側が主張した。 療養病棟入院基本料を届け出る病棟の看護配置は原則、20対1(医療法上の4対1に相当)以上とされている。しかし、人材確保が困難な病棟への配慮から、25対1以上を配置すれば、・・・
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2021年11月19日(金)
[診療報酬] 無菌治療室管理加算、小児入院医療管理料から外出し評価へ
- 中央社会保険医療協議会・総会は19日、小児入院医療管理料に包括化されている無菌治療室管理加算について2022年度の診療報酬改定で包括評価の範囲から外し、併算定できるようにすることでおおむね一致した。ただ、支払側はそれを可能とする場合はベースとなる同管理料を引き下げるべきだと主張。これに診療側が反対し、双方で意見が分かれた。 小児の急性期の医療体制を巡っては、小児造血器腫瘍の標準的治療法が整備されたこと・・・
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2021年11月19日(金)
[診療報酬] 2022年度診療報酬改定(5)・「入院医療」コロナ禍と地域医療構想の実現、現場負担のバランス調整が焦点に
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- 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第205回 9/22)、中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織(入院医療等の調査・評価分科会)(令和3年度第6回 8/27)《厚生労働省》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 2022年度改定 特集 Scope
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2021年11月12日(金)
[診療報酬] 救急医療管理加算、指標と治療内容を合わせ評価へ 中医協総会
- 中央社会保険医療協議会が12日に開いた総会では、救急医療管理加算について患者の状態を適正に評価していくことで一致した。入院時の状態に係る従来の指標だけでなく、患者に実施された治療内容も合わせて評価するという内容。 この加算は、緊急入院が必要な重症患者に救急医療を実施した医療機関への評価。患者の重症度などに応じた質の高い救急医療を適切に評価する観点から、2020年度診療報酬改定では同加算1が950点、同加算・・・
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2021年11月12日(金)
[診療報酬] 重点外来の評価、地域医療支援病院入院診療加算を例示 厚労省
- 厚生労働省は12日、医療資源を重点的に活用する外来の評価などについて、中央社会保険医療協議会・総会に論点を提示した。こうした外来の評価では参考に、「地域医療支援病院入院診療加算」(入院初日1,000点)として評価していることを例示し、診療側がその方向に賛同した(p44参照)(p52参照)。 外来機能の分化・連携の強化で、医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関に関する評価について、・・・
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2021年11月12日(金)
[診療報酬] 地ケア病棟、機能の差で評価にメリハリを 中医協総会で支払側
- 中央社会保険医療協議会の支払側委員は12日の総会で、地域包括ケア病棟(地ケア病棟)を持つ医療機関について機能の差に応じて診療報酬で評価にメリハリを付けるよう求めた。本来の機能の一部しか果たしていない地ケア病棟に、その役割を担ってもらうように促すための要望だが、診療側は病院の特性などで役割に多少ばらつきが生じることがあるとし、こうした評価に反対の姿勢を示した(p68参照)。 地ケア病棟の主な役割は・・・
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2021年11月12日(金)
[診療報酬] 回復期リハの対象に心疾患の追加を提案 中医協・総会で厚労省
- 厚生労働省は12日、回復期リハビリテーション病棟入院料の対象に2022年度の診療報酬改定で心疾患を追加することを中央社会保険医療協議会の総会で提案した(p203参照)。心臓リハビリテーションが必要な心不全や急性心筋梗塞の入院患者が増えているのに、この入院料の対象とされておらず、リハを行うのが難しいため。ただ、心臓リハを行う循環器の医師を回復期リハ病棟に配置することの難しさを指摘する声もある。 「回復期・・・
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2021年11月10日(水)
[診療報酬] ICUの看護必要度B項目、必要性で意見が対立 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会の支払側委員は10日の総会で、特定集中治療室管理料での「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)を評価するB項目について、2022年度診療報酬改定で除外するよう求めた。これに診療側委員が反対し、双方で意見が分かれた。 B項目に関する議論は、中医協の「入院医療等の調査・評価分科会」のとりまとめがベース。分科会では、現場の実態などを踏まえると、看護必要度におけるA項目の評価項目の・・・
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2021年11月10日(水)
[診療報酬] 22年度改定、充実した急性期の入院医療を評価へ 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会が10日に開いた総会では、2022年度診療報酬改定における急性期入院医療の評価の在り方を議論した。診療側が充実した急性期の入院医療を担っている医療機関をさらに評価するよう求め、これに支払側は一定の理解を示した。 急性期の入院医療を担う医療機関には、重症救急患者への対応や手術などの総合的で専門的な医療の提供のほか、退院支援の機能といった役割がある(p278参照)。ただ、例えば急性期・・・
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2021年11月10日(水)
[診療報酬] 急性期入院医療でRRS、重症患者対応メディエーターの評価を
- 厚生労働省は10日の中央社会保険医療協議会・総会に、急性期入院医療についての論点として、院内死亡を減少させるエビデンスがある「院内迅速対応システム」(RRS)、入院時重症患者対応メディエーターについての評価を提案し、基本的に了承された。一方、人工呼吸器やECMOなどで専門性の高い看護師や臨床工学技士の配置についての評価は、診療側が慎重な対応を求めた(p362~p363参照)。 RRSは、心停止発生の前兆とされる平・・・
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2021年11月02日(火)
[診療報酬] 22年度改定の基本方針の案を社保審・医療部会に提示 厚労省
- 厚生労働省は2日、2022年度診療報酬改定の基本方針の案を社会保障審議会・医療部会に示した。新型コロナウイルス感染症などにも対応できる効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築と共に、医師などの働き方改革の推進を重点課題に据えるという内容で、これらへの異論は出なかった(p5参照)。ただ、一部の委員から、重点課題に関する取り組みと診療報酬での評価の関係性の議論を十分に詰めるべきだとの指摘があった。同・・・
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2021年10月29日(金)
[医療費] 21年度4-6月の医療保険医療費、75歳未満で13.1%増
- 厚生労働省が10月29日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2021年度6月号」によると、21年度4-6月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は6兆757億円(対前年同期比13.1%増)、75歳以上は4兆1,625億円(5.5%増)となったことがわかった(p2参照)。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が1兆9,274億円(10.1%増)、75歳以上は2兆833億円(5.9%増)(p3参照)。医科入院外医療費は75歳未満が2兆3,66・・・
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2021年10月27日(水)
[診療報酬] DPC外れ値病院に是正なければレッドカードを 中医協・支払側
- 医療資源の投入量が極端に少なかったり、在院日数が平均から外れていたりするDPC対象病院について、中央社会保険医療協議会の支払側委員は27日の小委員会で「イエローカードを出し、それでも是正がなければレッドカードを出すべきだ」と主張した。こうした病院の存在はDPC制度をゆがめ、他の対象病院が不利益を被る可能性があることを考慮した発言で、警告しても改善が見られない病院を制度から退出させる仕組みの検討を求めた。・・・
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2021年10月21日(木)
[診療報酬] 22年度改定へ入院医療評価のとりまとめ案了承 中医協・分科会
- 中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」は21日、2022年度診療報酬改定に向けた検討結果のとりまとめ案をおおむね了承した。今後、案の文言を一部修正し、尾形裕也分科会長への一任でまとめられる。会合では、特定集中治療室管理料の「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)を評価するB項目の必要性に議論が集中した。 厚生労働省がこの日提示したとりまとめ案によると、看護必要度IIを届け出てい・・・
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2021年10月15日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 10月18日-10月23日
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- 来週注目の審議会スケジュール(10月18日-10月23日)(10/15)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2021年10月12日(火)
[医療提供体制] 急性期病院の経営、都市部の二次医療圏で厳しい状況に
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- 地域別にみる急性期病院の特徴について(10/12)《福祉医療機構》
- 発信元:独立行政法人福祉医療機構 カテゴリ: 医療提供体制 調査・統計
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2021年10月04日(月)
[診療報酬] 2022年度診療報酬改定(4)・「慢性期入院医療」経過措置療養病棟での医療提供内容などに課題
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- 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織(入院医療等の調査・評価分科会)(令和3年度第5回 8/6)《厚生労働省》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 2022年度改定 特集 Scope
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2021年10月01日(金)
[診療報酬] 回復期入院医療での心臓リハ推進に議論が集中 中医協・分科会
- 中央社会保険医療協議会が1日に開いた「入院医療等の調査・評価分科会」では、回復期入院医療での心大血管疾患リハビリテーションの推進を巡って議論が集中した。一部の委員が、急性期後の回復期医療での継続的な心臓リハビリを進める必要性を主張した。一方で別の委員からは、回復期リハビリ病棟では循環器科といった専門医の配置などで課題があるとの意見が出た。 厚生労働省によると、心不全や急性心筋梗塞の患者が年々増加・・・
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2021年10月01日(金)
[診療報酬] 看護必要度I、急性期一般入院料1の施設の約3割に減少 厚労省
- 厚生労働省は1日、急性期一般入院料1を算定する医療機関の約3割が2021年6月時点で「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)Iを届け出ていたとする調査結果を中央社会保険医療協議会の分科会に示した(p356参照)。7カ月前と比べて1割近く減少。また、各入院料の施設での看護必要度の基準を満たす患者の割合は、おおむね21年度の方が前年度よりも高い傾向にあることも明らかにした(p357参照)。 厚労省が同日・・・
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2021年09月30日(木)
[医療費] 21年度4-5月の医療保険医療費、75歳未満で15.2%増
- 厚生労働省が9月30日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2021年度4-5月号」によると、21年度4-5月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は3兆9,878億円(対前年同期比15.2%増)、75歳以上は2兆7,749億円(7.7%増)となったことがわかった(p2参照)。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が1兆2,601億円(10.6%増)、75歳以上は1兆3,949億円(7.9%増)(p3参照)。医科入院外医療費は75歳未満が1・・・
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2021年09月24日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 9月27日-10月2日
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- 来週注目の審議会スケジュール(9月27日-10月2日)(9/24)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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